「私たちには、他人の生活まで暗くする権利はない」

シェアありがとうございます!

岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

■ お知らせ ■ *日曜セッション会@アイーナ
  9月13日,10月 4,11,18日 
  施設の場所予約の関係上,10日前までにはご予約ください
  ➡ ご予約はこちら

*開催イベント
 「緑のおくりもの」➡  お知らせはこちら
  詳細はお知らせでご覧ください

*お問い合わせもお気軽にどうぞ! ➡こちら

【この記事は約 3 分で読めます】

タイトルの言葉は、昨年お亡くなりになった
渡辺和子シスターの「面倒だから、しよう」の中にある言葉です。

[amazonjs asin=”4344025067″ locale=”JP” title=”面倒だから、しよう”]

この本は、母が私に読ませたくて持って来たもの。
私も読んでみようかなと思っていたので
渡りに船、で読んでみました。

ハッとした言葉、発見!

目次には 「ダイオキシンを出さない生活」という項がありました。
ダイオキシンの害などを調べていた時期があったので
文字通り、環境を守る話なのだろうと思っていたんです。

ところが読んでみると、
この項に書いてあるダイオキシンというのは
「人の不機嫌」をダイオキシンになぞらえていたものでした。

一部を引用します。

私は、不機嫌は、立派な環境破壊だと思うのです。
不機嫌な顔つき、相手を傷つける言葉、冷たい態度、
無視といったダイオキシンを、家庭で、職場で、通勤途中などで
撒きちらしていないでしょうか。

ハッとしました…。
私自身、人の不機嫌な顔つきや態度がとても氣になります。

ですが、それ以上に
私も氣がつかないうちにやらかしてしまっているのでは?
というのが氣になったからでした。

人の心に働きかける

氣がつかないうちに、というのは
自分ではそんなつもりがない、というのを含みます。

腹を立てて相手に言い返したり
仕返しをしようと考えたりも含んでいます。
渡辺シスターは(倍返しで)とも書き添えています。

昨年11月末のエントリでも書きましたが

しかえさない〜ほぼ日「おとなの小論文教室」より
昨日はオーラソーマ・セッション会@KANONでした。 おいでくださった皆さま、カノンさんのオーナーご夫妻、 スタッフ様、ありがとうござ...

しかえしや倍返しをしたいと思うのは
自分のことを「かわいそう」だと思い込んでいるから。

だから、相手に思い知らせてやりたくてしかえしをするわけです。
私自身がそうだったので、その機微はよくわかります。

しかえしに限った話ではなくて、
相手に対しての配慮という点でも
不機嫌な顔つき、態度を表に出すのは
ダイオキシンという毒物を撒き散らしているのと同じ。

それをぶつけられた側は
たとえどんな立場だったとしても嫌な氣持ちになります。
氣持ちが暗くなり、不機嫌になってしまうこともあるでしょう。
これでは、負の連鎖になってしまいます。

負の連鎖を止めるには「続けない」覚悟を持つ

タイトルの言葉は
渡辺シスターのお母様が言っていらした言葉なのだそう。
「あなたには、他人の生活まで暗くする権利は、ありません」
と言われて育って来たとのことでした。

この言葉が意味するところを想像すると
不機嫌というダイオキシンを
・自分が撒き散らさない
・他人から受けてしまっても、それを拡散させない
この2点が、とても大切なのだと感じます。

また、渡辺シスターが別の項で書いているのは
「自分の感情を認めること。認めた上で大ごとにしない。」

これが、先ほどの2点をやり続けていくために重要な、
自分で氣をつけるべきポイントなのだと思います。

「私たちには、他人の生活まで暗くする権利は、ありません」
あらためて、肝に命じておきたいと思います。

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)