以前のエントリ
で書いたことがあった「爪のお手入れ」。
最近はすっかりそのケアから遠ざかっていました。
ネイルサロンに行くこともなく、自分で手をかけることもなく。
最初のモチベーションが保てなくなって、
だんだんと「いつもの」扱い方に戻っていった…という次第。
すると、冬の乾燥が進むにつれて、
爪の縦筋に沿ってヒビが入るようになってきました。
ですが、まぁここ最近では当たり前のことと受け止めていました。
「私の爪はこんなものだもの…」
でも、
嫌だなぁ、とも思っているんです。
ヒビが入った爪は、着物にも引っかかるし、不都合極まりない。
そこでまた思い出して、やってみることにしました。
以前にやっていたケアを。
目次
ラメリックさんの本を手にいれました
もともと、爪の手入れを始めようと強く思った時に参考にしたのは
ネイルケアサロン「ラメリック」さんのwebサイトです。
ラメリックさんのサイトはこちら
ラメリックさんは「育爪」をコンセプトに、
ナチュラルネイルケア・自爪ケア・深爪矯正を得意とするサロン。
代表の嶋田美津恵さんが「化学物質過敏症」を発症したことから
一般に使われているコート剤や有機溶剤などを使わないネイルケアを
提供しているのだそうです。
そのwebサイトに掲載している、
「自分で爪を育てる」を参考にしました。
爪の形は変えられるんです!
「生まれつきで変えられないもの」
ではないんですよ!
適切なケアと普段の指の使い方を意識することで、
ふっくらかまぼこ型のピンクで長い土台を持つきれいな爪に
誰でもなれるんです。
webサイトでそれを知った時も驚きましたが、
なんとなんと!
2016年12月に『育爪』」の書籍が発行されていたのを知りました。
その本はこちら
[amazonjs asin=”4838728972″ locale=”JP” title=”【特製ネイルファイル付き】育爪のススメ 飾る爪から きれいな自爪へ”]
その事実に驚いてやり始めたのに、ケアが続かなかくなった理由。
それは、
・正しいやり方を確認しなくなったこと
・ケア自体が面倒臭くなったこと
がありまして…。
書籍でいつでも確認できるのは、
モチベーションを保つのにもいいかも!
と思って、買って来ました〜。
爪に関する思い込み、「違い」は体験して初めてわかる
前回始めたケアは、ついついサボったり忘れてしまったり。
今まで通りの爪の扱い方にまた戻ってしまって
誰でもなれるはずのきれいな自爪を作れないでいました。
さて。
以前の私はこんなことを思っていました。
・爪を伸ばすと爪と指の間に汚れが溜まる
・爪の白い部分をなるべく短く切った方が衛生的だ
・爪を伸ばしていると邪魔になる
ですが、実際はそんなことはありませんでした。
というか、短く切りそろえている私の爪の状態こそが
「深爪状態」だったと知りました。
指の先までピンク色の土台が伸びるようになると、
白い爪先がここから先に伸びていても、
爪と指の肉の間に隙間がないので、汚れが溜まりません。
汚れが溜まるとしたら、
「汚れが溜まるような、指の使い方をしている」のです。
そして、ピンクの土台が指先まで伸びているのは
爪がちゃんと指先の保護の役割をしている証拠と実感しました。
白い爪が指先より内側から出ているのは、
爪と指の肉が離れているので、保護になっていなかったのです。
その指の使い方なんて意識してたっけ?
実は、両手とも親指と人差し指は
ピンクの土台が指先まで伸びています。
爪が少しでも伸びると、白い部分がすぐ指先からはみ出すくらい。
これは、前回の手入れの時から意識したので育った部分です。
これが以前のケア後
ところが。
中指と薬指は元に戻ってしまったのでした。
爪全体の形もシジミみたいですし。
(指先より下がったところに爪の白い部分があり、
その下にピンクの土台が繋がっています。)
今回のケア開始時
そして、割れてくるのはこの2本の指が多いのですが
これはつまり「爪が指と密着していない」のです。
普段の指の使い方で意識するのは
主に使う親指と人差し指に集中します。
中指を含めた他の3本の指をどう使っているかに
ほとんど意識を向けていなかったことに氣づきました。
手がぶつかっても、「あ、痛い」くらいで
ぶつけないようにしようとは思っていませんでしたし、
そうすると、無意識に爪を引っ掛けてしまっていることにも
氣がつかなかったのだと思います。
きちんとケアしていた頃は、
ある程度まで土台ができたのですが
意識があまり行き届かず、ケアもサボった状態では
また元の木阿弥になってしまいました。
何を意識するか? 何に意識を注ぐか?
ただ漫然と「指の使い方」を意識しても改善しなかった指。
それは、指でありながら「指」として意識して使っていなかったからです。
単に「指」として意識するのではなくて、
それぞれを「中指」「薬指」「小指」として意識すること。
そして、自分がそれらの指をそれぞれ
「どのように使っているのか」を感じていくことだと思っています。
実はこれ、指に限った話でもなくて、
日常生活のどんなシチュエーションにでも使えます。
・自分の望む変化がどういうもので
・その変化を起こすのに必要なものがどんなことか、
その変化にたどり着くまでの経過を見ていく作業、
・一つ一つの経過が順調かそうでないかを見分けていく作業、
・順調でなければ、どのようにしたら望む変化に近づくのかを探る作業、
・それから繰り返し繰り返し、トライ&エラーで見つめていく。
これを楽しんでできるようであれば、どんな変化も楽しめます。
(別のことでは出来ているので、今回もできるはず!)
私は前回途中で飽きちゃったのですが(苦笑)
今回はそれらも意識してやってみるつもりです。
経過を記録して、変化の様子を楽しんでみよう!
爪は約6ヶ月で1枚分が入れ替わるそうです。
ラメリックさんのwebサイトにも書籍にも紹介がありますが、
私のこんな爪と同じような爪の人が、
6ヶ月後にはこんな爪に変わっているんですよ!!!
その過程を記録して、見比べてみるのも変化を感じて楽しめます。
今度こそ6ヶ月を目安に楽しんでみよう!
前回はゆるゆる1年やって、土台がある程度できあがったわけなので
ケアをどんどん楽しむことで、6ヶ月で驚くような結果がでるかも!
このブログは私のメモでもあるので
時々、経過の記録を載せてみようと思います。