飽きっぽいんですよ。私。
楽しいっ！と思っている間は続きますが、
ちょっとシチュエーションが変わると、あっと言う間に元どおり。
以前はそんな自分を
「仕方ないよね、私ってそういう性格なんだし」
と受け入れていました。
…
受け入れていた？
いやいや、受け入れてなんかいませんでした。
ずっと心の奥底で「どうして続かないんだろう」と
くすぶっているのを押し込めて見ないふりをしてきたんです。
思い込みが自分を縛る
これは飽くまで私の場合ですが、
続かないのは「続けよう！」という氣持ちが弱いから。
それは、「続ける」というのが、
同じ調子で続けていって切れ目がないのが「正しい続け方」
と思い込んでいたからです。
おかしな完璧主義ですよ。
例えば、子どもの頃からノートに何かを書いた時に
何かで氣に食わなくなると、ノート自体を使わなくなるんです。
「０か100か」の世界にいました。
「美しい、完璧な状態」を求めていて
間違いや失敗が目に見えるのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
だから、切れ目なく続けていなければ「失敗」と思い込んでいたんです。
オーラソーマと出会った当初は、興味津々だったので
ボトルを毎日塗り続けていました。
そのうちに、目に見える変化が感じられないでいると
つい忘れてしまって続けて塗らなくなっていきました。
そうすると、
ボトルが目に入るたびに嫌な氣持ちになっていくんです。
使いさしのボトルが目に入るたび
「なんで私は『毎日、ちゃんと』身体に塗ることができないんだろう…」
「他の人は毎日塗ってるんだろうな、みんな変化してるし…」
そう思っていました。
最終的にはボトルを塗り終えるんですが、
「中断していた時期がある」というのがなんとも落ち着きませんでした。
「できない理由」よりも「できる理由」を考える
オーラソーマは無理強いしないシステムです。
身体に塗るのを勧めていますが、もちろん眺めてるだけでもOK。
それなのに、
私は「できていない」自分にフォーカスしてしまうんですね。
これはクセのようなものになっていて、
とくに「できない」ことは見つけやすいので、つい目についてしまいます。
まして、仲間たちがボトルを塗り続けて変化していくのを見ていると
焦りのような感情が渦巻いてきて、よけいにキリキリ。
私もみんなのように変わりたい！
そんなふうに思い詰めていた時期もありました。
ところがある時、仕事の段取りを考えている時にふと思い当たりました。
「もしかして、動線やシチュエーションが私と合っていなかったんじゃ？」
試しに考えた方法でやってみると、苦もなく続けられたんです。
お風呂に持ち込んで、お風呂から上がる直前に塗るだけ。
たったそれだけ。
「できない、続かない」理由を自分ではっきり認めたからです。
・身体がオイルでペタペタするのが苦手
・その後に服を着るのも氣になる
・オイルを塗る時に床などに溢れてしまわないか氣になる
「ボトルを塗る」をイベント的に楽しんでいた時は良かったのですが
毎日のことになってくると、「いつもの日常」と違ってくることに
小さな自分がイヤイヤを始めます。
できない理由をこれでもかと並べたてる。
ですが、使いたい氣持ち、自分を変えたい氣持ちも強い。
ましてや、仲間が「自分自身を見つめる」うちに
変化していくのを目の当たりにしているわけです。
だとしたら、「続けられる理由」を使えばいい。
それは、お風呂場でボトルを塗ることにしただけであっという間に解消。
お風呂場なら、こぼしても流せばいいし、
ペタペタするなら塗る範囲を広げてもいいし、
上がる時にタオルで軽く拭けばOK。
解消してみると、
あれ？なんで悩んでたの？ってなくらいに拍子抜けでした。
もっともっと氣楽に！
そして、この自分仕様の使い方を始めてから
不思議と、塗るのを忘れても氣にならなくなりました。
忘れてもまた塗ればいいじゃん、って。
いつでもまた始めればいいんだ
そう氣楽に思えるようになった頃から
白黒はっきりさせないと氣が済まないところが和らいで
グレーゾーンをグレーゾーンのまま受け止められるようになっていきました。
これは私の中で小さな出来事ですが、とても大きな変化をもたらしました。
グレーゾーン、あるよね！と認めたことが
それ以降のいろいろな場面で、私を受け止めるセーフティネットの役割を
果たしてくれるようになったからです。
このことについては、また別エントリにしたいと思います。
私の場合は飽きっぽさでしたが、
自分がネガティブと感じている部分と戦わなくていいんですよ。
自分でネガティブだと思っているところも
もっと氣楽に、ちょっとだけ違う方向から見つめてみると
そこが解決への突破口になることが多いと感じています。
Aihal-Sophiaで、その「ちょっとだけ違う方向から見る」のを
一緒にやってみませんか？
私の経験を踏まえて、お手伝いします！
