養成講座に通って1ヶ月経過(2)〜音訳奉仕員への道

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
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養成講座に通って1ヶ月経過(1)〜音訳奉仕員への道
前回のエントリはこちら 6月に入って始まった音訳奉仕員養成講座。 あっと言う間に1ヶ月が経ちました。 4回目の講座が終...

音訳養成講座、1ヶ月経過して
実際の読み方の練習に入りました。

当初から言われていたことなのに
1ヶ月経って、今更ですが
はっと氣がつくことがありました。

読み方の練習(1)

3回目から、実際に見聞きする文章を読む練習に入りました。

ただ読めばいいわけではなく、
「音声化技術」を盛り込んだ読み方の練習です。

当事者の方の声を聞く機会でも聞きましたし、
講座開始から何度も言われていたことでもありますが、
「伝わる読みの技術」
これが大切。

とは言え、読み方の練習をしていると
「間違ってはいけない」
「下手な読み方をしないように」
のような、ちょっとネガティブよりの意識になりがちです。

読む技術に氣を取られて
文章を正確に読むことに意識を集中しがちでした。

言葉の意味、発音、アクセントに加えて、
言葉の意味のつながり、ピッチ、イントネーションなどなど
身につくまでは、技術を意識して使う必要があります。

なので、講座時間中に課題文を読むと
できていないところは当然注意されます。
むしろ注意された方がいいんですよ。
できていないところを把握して、意識できますから。

講師の方にも何度も言われました。
「どんどん間違ってください、今のうちですからね!」

その通り!と頭でわかってはいるものの、
やっぱり指摘されると氣持ちがざわつきますし、
間違えたくない!と思ってしまいます。

読み方の練習(2)

4回目も、同じように思っていました。

が。
自分ではやっているつもりでも、できていないことが多くて

指摘されるとどうしても心がざわつきます。

その理由もよくわかっていて、「認められたい」からなんです。
よくできていますよ、上手いですよ、と言われたいから。

ですが今回、私はその欲求からどうしても離れたかったので、
指摘されて心がざわついた時から、
講師の人が何を聞いているのか、見ているのか、意識しているのかを
じっと観察していました。

すると、講師の方は全員に「よくできていましたよ!」
と言っていたんです。

そしてその上で、技術的にうまくできていなかったところを指摘して
繰り返し読むように促していました。
そりゃそうです、えこひいきなんてする理由もないですから。

でも私、自分のことしか考えていなかったんですよ…
「うまく読もう」とか
「失敗しないようにしよう」とか。

失敗して直した方がこれからのためになるのもわかっているのに、
それすらも「自分がうまく読みたいから、そうする」だったんです。
大切な視点がすっぽり抜け落ちていました。

講師の方が見ているのは
アクセントやイントネーションがおかしくないか、
文の意味がわかりやすく読めているか、
雑音が入ったり、語尾が不明瞭になったりで聞き取りにくくないか、
など。

つまり、「伝わるように読めているか」だけを判断しているのだと
氣がつきました。
いえ、当たり前のことなんです。
私だけが「自分のこと」に囚われていて氣がつかなかっただけ。

今までの講座の中でも、何度も何度も言われていて
繰り返し聞いているはずなのに、
それが本当はどういうことなのかに氣づけなかった、というわけです。

本当に大切なことに氣づいているか?

そのことに氣づいてからは(遅かったですけどね)
講座の取り組み方を変えました。

私が読むときは、もちろん「読み方」を意識しますが
「伝わっているか?」に注意を向けて読むようにしています。
顔を上げ、目の前で聞いている人の表情を受け取るようにしています。

そして、他の人が読んでいるとき。
今までは、「読み方」に意識を向けて聞いていました。

ですが、氣づいてからは「聞く」ことに専念するようにしました。

この人は、何を伝えようとして読んでいるのか?
「私が」聞き取りにくいと思った点はあるか?
もしくは、聞きやすいなと思った点はどこか?

そんなことに意識を向けるようにしました。

まだ氣づいてから時間が経っていないので
どんな影響があるかはまだわかりませんが、
少なくとも、自分で「これでいいだろう」と思っていることと
実際に自分が読んだ時や、他の人が読んでいるのを聞いて感じることとを
比較できるなと思っています。

自分が知らずに持っている癖を明らかにする

そして、そんな氣づきがあってから
また「読み方」を指摘されました。

それは、助詞を立てる、強調してしまう癖。

例えば、
「先生は言っている」という文ですが、
シンプルに読めば、助詞の「は」を強く読むことはありません。
この「は」を立てると、「その先生 そう言っている」という
ニュアンスを文に付け加えてしまうのです。

私はこれを無意識にやってしまっていて、
最初に指摘された時、どうやったら直るのかがよくわかりませんでした。
何度か言い直しているうちに、「今のでいいですよ」と言われて
そんな感じか〜と流していたようです。

ところが、また指摘された時には
今度は自分の癖もわかっていて、かつ「その読み方では意味が変わってしまう」
のがわかったので、意識して直すやり方ができるようになりました。

私がどういうスタンスでいるのかが
物事の理解や行動まで影響しているかなんて考えたこともありませんでしたが
今回のことで、 ちょっとわかった氣がします。

これからどうモノになっていくのか、
自分でも実験のようで楽しみになっています。

次は、8月頭に中間審査があるので
その前後どちらかに続きを書く予定です。

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