以前に書いたエントリ
「手放しとは？ 〜私の思考」
検索などで見てくださる方が多いエントリの一つです。
このエントリを書いた時、最後に
「小さな怒りを手放した」
と書きました。
その時点から２年半経ちましたが。
どうなったと思います？
怒りを感じるのはアリ。他に氣づいたこともアリ！
怒りを感じることは今もあります。
今ではそれは当たり前のことなんだとわかっています。
怒りを感じるのは瞬間的なもので
その衝動を感じないようにするのは難しいです。
その難しさはありますが、
怒りのタネを減らすことはできました。
今までに怒りを感じていたことが10個あったとすると
今は、そうですね〜、３個くらいでしょうか。
かなり減ったなと自分でも思うんですが、
これが傑作なことでして。
怒りのタネが減った理由が傑作。
実は、今まで怒りのタネを増産してたんです。
自社工場「脳みそ過去研究室」で。
オリジナルの怒りのタネを後生大事に握りしめてました。
握りしめてるからいつまでも覚えてるし、
頭の中でリフレインして、忘れないようにしてるんです。
すると、ちょっとだけ違うシチュエーションのタネがポコン。
オリジナルから生まれてくるんです。
覚えてるほど、リフレインするほど、ポコンポコンって増える。
表に怒りとして出さないまでも
ずっと頭の中、心の中でふつふつと
怒りのタネ増産体制システムを動かしていました。
だから、もともと持っていたオリジナルのタネは３つくらい。
それを２倍、３倍、４倍と増やしていたのは自分だったと
やっと氣がついたってことです。
メカニズムがわかるとできること
いや。
そのメカニズム自体は前から「知っていた」んです。
それをちゃんと自分に当てはめたのは最近のことで…。
増産体制システムを動かしているのを見て見ぬふりするのに疲れて…。
正直、もう飽きました、もう〜いい！
本氣で疲れを覚えたんです。
そして今、怒りのタネの増産体制システムをOFFにしていますが
とっても楽！
使い慣れたシステムなので、すぐに増産体制に入ろうとしますが
そこは、タネがポコンと出てくる前にスイッチOFFです。
このタイミングは何度も繰り返すうちにわかって来ました。
自分の中だけで収まらないこともありますよね。
周りがそういう話題で盛り上がってる時とか。
その対策も身について来ました。
輪に入らないことです。
実際に距離を置くのもいいですが、
話に加わらないことでも十分。
相槌くらいは打ってもいいでしょうけど
同意も反意も示さなくてOK。
タネを増やさないためにリフレインしない、
受け止めない、受け取らない
「自分ごとにしない」
私はたったそれだけで楽になりました。
自分が出来ない理由も知っておく
２年半の間の体験で学んで、今感じているのは
「怒りのタネ」をむやみに増やさない
「怒り」として結晶化させない
これらがすごく大切ですね。
でも、今はまだそれが出来ない人もいると思います。
なぜ出来ないと思います？
この２つが出来るようになって楽になりたい人へ。
私の話を例にあげると、
出来ていない時はリフレインにまだ飽きてなかったんです。
怒っていたかったんです。
エネルギーがダダ漏れの感じをヤバい！！と思っていませんでした。
エネルギーが動くのを心地いいと感じていたかったからです。
そして、
「私の方が正しいのに！」
「相手が間違ってるのに！」という
承認欲求が心の奥に巣食っていました。
わかってくれそうな人に話を持ちかけては
「こんなことがあったんだよ、ひどいよね〜」
を日夜繰り返していたんですよ。
こんなひどい目に逢った私はかわいそうだし、
こういう正論でやっつけてやりたい、という欲求でした。
…ひどいですね、我ながら。
夫が一番の被害者でしたね。
その夫が取った方法が、話に加わらないことでした。
聞いてはくれますが、そのうちに反応しなくなりました（汗）
今から考えると滝汗ですが、とにかく、
自分が出来ていないときの状況を知っておくのは役に立ちます。
怒りから楽になりたい方は、
試してみてもいいのではないかなと思います。
自分なりのやり方をプラスしてみてくださいね。
さいごに
怒りが減って、初めてわかるその心地よさ
五七調になってますが（笑）
本当にそんな心境です。
身内に対しては怒りのタネを抱えないようにするのは
なかなか難しいですが、それでも引きずらなくなりました。
まさに瞬間湯沸かし器で、パッと怒って終了。
氣持ちも即切り替えるのを意識しています。
自分でも変わったなと思いますよ。
自分の現在地を知ると、それ以降の変化もわかりやすいです。
現在地を知る「自分ナビ」作りを、ぜひオーラソーマで！
氣になった方はAihal-Sophiaまでお問い合わせください。
