帰って来た!NHK Eテレ「落語ディーパー」
俳優の東出昌大さんの落語愛があふれまくった番組です。
東出昌大、春風亭一之輔、若手落語家(柳家わさび、
柳亭小痴楽、立川吉笑)、雨宮萌果アナ(落研出身)が
一つの話についてディープに掘り下げます。
前回が面白かったので、今回も期待大!
その1回目「明烏(あけがらす)」を見ていて
おっ?と思ったことです。
まぁ正直今回、落語の内容はどうでもいいんで。
遡って知っていく
私がおっ?と思ったのはここ。
自分と一緒(の時代)に生きてる人の芸を見て
そこから入って、遡って
「あぁ、こういうのもあるんだ」
っていうのが、古典芸能だけじゃなくて、
絵画とか彫刻とか芸術、いや芸能なんだけども、
みんなそうやって知っていくんじゃないんですかねぇ
若い人が名人と呼ばれる人の落語を聞いてもピンとこない、
情景が浮かばないんだそうです。
柳亭小痴楽さんも東出さんもそうだったとか。
それが、いろいろと勉強したり、
いろいろな話を聞きまくったりしてから聞くと、
名人の良さがわかって来た、という会話。
その会話に続けて一之輔さんが言ったのが上記の内容です。
こんな風に深く知って、楽しみが増えていくんでしょうね。
初期の状態を知って、今とつなげる
一之輔さんが話したこととは少し違うかもしれませんが
最近私も似たようなことを感じてまして。
落語は好きですけど
もちろん落語の話じゃありません(笑)
オーラソーマを学び始めたころに知ったことや
一般に知られているオーラソーマ情報から
遡っていってます。
他の人があんまり氣にしていないようなことに
なぜかひっかかっちゃうんです。
「最初の想い」というか
「最初の状態」がどうだったのか。
これはオーラソーマもそうですが、
このブログで何回か書いている仏教に関してもそうです。
なぜこれらが生まれたのか?
どうやって広まって来たのか?
そしてどのように変遷して来たのか。
私はそういうのをもっと知りたい。
それが、人とどう絡んでいるのかを実際に知りたいし、
私自身や、目の前にいる人とどう関わって来るのか、
それをじっくり見たいし、知りたいんです。
熟成された智慧が人を照らし出す
オーラソーマって
全く新しいものばかりで出来ているわけではなくて
古くからある智慧と呼ばれるものとつながっています。
「新しい皮衣に入った古いワイン」
という言い方をするのですが
古くからの智慧を新しいスタイルで表している、ということ。
そして、オーラソーマに含まれる古くからある智慧は
出自の東西を問わず、複数あってもほぼ矛盾しません。
そのすごさ、面白さを知っていくと同時に
目の前の人や自分が、その智慧とつながってるのを
目の当たりにする瞬間が興味深いと思っています。
なんかねぇ、
落語ディーパーでこういうことにひっかかったのは
面白かったなと思っています。
実は次の回「鼠穴(ねずみあな)」という人情噺でも
そういうところがあったんですよね。
一之輔さんの言葉にひっかかったのは
なんとなく近いものを感じるからかもしれません。
何にひっかかるのかは人それぞれ。
そこに秘められているものが深いからこそ
どこかに触れて「おっ?」と思うわけで。
オーラソーマもそういう意味では似てる氣がします。
そんなオーラソーマと自分がどう絡むのか?
体験してみてはいかがですか?
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