目に見えないものを言葉にする難しさってありますよね。
同じものを目にしていても
感じ方が違えば表現も違うわけですし。
そんなことを日々感じている中で
おっ?と思ったエントリがあったのでご紹介します。
言葉だけで伝えようとする危うさ
最近よく読んでいるブログがあります。
Facebookで誰かがシェアしていたのを読んで
物事を見る視点がいいなと思ったので
継続して読んでいるブログです。
その中でこんなエントリがありました。
「わからなかったら」というのは
分かっている人にしか判断できない、というのを
ご自分の体験をもとにして書いています。
この中で書かれている仕事での話と同じようなことを
私も以前にやらかしたことがあって、
そのことをこのエントリで書いたこともありました。
言葉だけで伝えようとする危うさ、
みんな同じようにわかるはずという思い込み
それを最近、身近に感じています。
言葉・ことばが伝わっているか?
音声訳の養成講座に通うようになって
「ことば」をものすごく意識するようになりました。
今までも文章を書いたり、読んだりするのが好きなので
「言葉」に対しての苦手意識はありませんでした。
むしろ得意分野と思っていましたから。
ところが、
「伝わる、伝わっている」というのを意識し始めると
これがなかなか難しいのです。
自分一人では伝わると思っていても
相手の受け取り方一つでは、まったく伝わらないこともあります。
音声訳では、声のトーンや読み方がふさわしくないと
聞き手の「聞きたい氣持ち」を削いでしまうこともあるのだそうです。
それでは「伝わっている」とはとても言えないです。
言葉が上すべりしてしまう感覚です。
「相手のことば」で伝える努力
音声訳では著作の表現を変えることはできませんから
できるだけ聞き取りやすい読み方のテクニックや
声のトーンなどを駆使して伝える努力をします。
同じように、言葉を使って何かを伝えようとするなら
言語としての「言葉」だけをあれこれ使うよりも
もっと幅の広い表現としての「ことば」を使うのが大切だと実感しています。
あえて漢字の「言葉」をひらがなの「ことば」と言い換えたのは
言語の「言葉」に、分かりやすさ、ニュアンス、イマジネーションを
含ませたものとして「ことば」を表現したかったからです。
そして、私だけが分かっている「私のことば」だけではなくて
相手が理解できる「相手のことば」を少しでも使って伝えると
より分かりやすくなるのかなと思っています。
それには、「相手の話を聴く」のはとても重要なのです。
相手が話すことば、内容にしか「相手のことば」はないから。
Aihal-Sophiaでは「あなたのことば」を大切にしています
私が話を聴きたいと思うのはこういう理由です。
だからこそ、月に1回無料でも話を聞きたいと思うんですよ。
あなたに響くことばで伝えたいから、
あなたが私に話してくれることを聴きたいのです。
オーラソーマ・コンサルテーションでも
うちあけ話でも、
「あなたのことば」を大切にしています。
あなたの心に響くことばは、あなたの中から出てくるから。
本来のあなたの想いが伝わるようにお手伝いしています。