いえ、実際の生き死にの話ではなくて
音声訳講習でのWindows PCを使っての一コマ。
そんな物騒な話ではありません 笑
「今、死んでいる」とは？
PCを使っていて（Windows、Macの別なく）
アクティブになっていないウインドウ、ありますよね？
Windowsなら上部が青くなっていないもの、
Macならタブバーなどが薄いグレーになっていないものとか。
こんな感じ。
ちょっと見にくいかな？
音声訳講座では、PC操作があまり得意でない方もいらっしゃいます。
何かの拍子に使おうと思って開いていたウインドウが
アクティブになっていないことがあるんです。
その非アクティブの状態に氣づかないでいると
講師の方々から
「あら〜？『死んでる』わよ〜」
とか、
「私の（ウインドウ）、『死んでた』わ〜！」
などと、一見物騒な言葉が飛び交います（笑）
みんなクスクス笑いながら使っているので
私も面白がって使っています。
で、ふと今日。
あれ？日常的にこういうこと起こってるんじゃ？
と思いつきました。
PCの画面に「自分」を当てはめてみると
日常的に起こってる、というのは
そこに居るんだけど「自分」がアクティブになっていない
ということ。
その他大勢でいる、というのとは違います。
自分が本当に望んでいることに「Yes」と言えていない状態。
それは、本来の自分が非アクティブになっている状態と同じかなと。
そこにいるのは見えてるし
PCが動いてるから固まってるわけでもないけど
アクティブじゃないから誰かに動かしてもらえるまで動けない。
まあ、比喩（メタファー）として書いているので
この「動かしてくれる誰か」というのは
自分なんですけども。
つまり、私たちの日常っていろいろなウインドゥを開いていて
その中に本来の自分もあるはずなんです。
でも、非アクティブになっていることに氣がついてない。
よく使うウインドウは前面に出ていて、常にアクティブ。
そんな状態のことです。
ウインドウはマスクと同じことかも
シンプルに生きたいと思ってはいても
人の目が氣になったり、よく見られたいと思ったり
仕事用のカオを作ったり、わからない風を装ったり、
と、いろいろな場面でマスクを着けてしまいますよね。
それぞれのマスクに当たるのがPCのウインドウなのかなと
今回ハッと氣がついたわけです。
ウインドウをたくさん開いていると
実際に使って動いているウインドウはひとつなんですが
PCは他のも維持するためにフル回転で働いています。
しまいには固まっちゃったりして…
余計なエネルギーを使っている様子、 わかりますか？
それと同じことが私たちにも起こっています。
マスクを使わないのが理想ですが
そうもいかないのが日常生活。
だとしたら、「本来の自分」を意識できるように
その時に必要なマスクだけをつけ外ししたらいいんじゃないか、
そう思ったんですね。
なぜ、そのウインドウを開いているかを知ろう
常にマスクを複数つけっぱなし
（いくつかのウインドウを開きっ放し）では、
本当に自分が望んでいることもわからなくなります。
「自分がマスクをつけていること」、
「自分がウインドウを開いていること」がわかると
その着けどき、外しどきもわかってきます。
ひとつひとつのマスク、ウインドウがしている役割を
自分で探っていくのが「自分ナビ」作りの過程です。
着けた理由がわかれば、用途に応じて使い分けられます。
それは自分のエネルギーを無駄にせずに使うコツにもなります。
もう必要がないと自分でわかれば手放せるし、
まだもう少し必要だと思えば、薄いものに作り変えることもできます。
そうやって、本来の自分を動きやすくするのが
自分を知るってことだなぁと思っています。
日常に起こっていることは「鏡」だとよく言いますが
このPCウインドウの話のように
日常の出来事は「自分」を振り返るきっかけになるんです。
きっかけにするのはもちろん自分。
そんな発見ができるのが
Aihal-Sophiaでオススメする「自分ナビ」作りです。
私も同じようにやっています。
一緒に楽しんで作っていきませんか？
