ひよっこ音訳奉仕員の誕生〜できる音訳奉仕員への長〜い道のり

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

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昨日は奉仕員養成講習会 修了式でした。

点訳(点字訳)、音訳(音声訳)、校正(音訳校正)、
デイジー編集(デジタル図書編集)の各コースで
総勢22名が修了、奉仕員への一歩を踏み出しました。

内訳は女性17名、男性5名の22名。
女性の年齢はさまざまですが、男性は高めですかね。
ほとんどが定年後の方のようでした。

養成講習が終わったからと言って
もうすべて完璧にできるわけではありません。
それどころか、ぴよぴよのひよっこが歩き始めたばかり。
ここから試行錯誤してやっていく日々が始まります。

それに伴ってサブタイトルも変えてみました。
音訳奉仕員にはなれたけれど
「できる」と自分で思えるようになるまでの長い道のり
というところで(笑)

さて、
修了式の後は、音訳と校正コースの全員で懇親会。

受講生一人一人がそれぞれの感想を述べ、
講師の先生方の講評を聞く時間となりました。

先生方からの講評の中で
「音訳、校正の作業を日常の一部に取り込んでください」
というのが心に残っています。

録音図書の作成は締め切りのある仕事なので
最初は時間を確保するのに苦労するでしょう、
でも、やっつけ仕事ではいいものができません。
毎日少しずつ時間を取るように習慣づけて
「よりいいものを作って読者に届けよう」
その氣持ちを持ち続けてやっていきましょう。

ということだそうです。

「この本を作らなくちゃ!」
という特別感を持つのも大事なんだけど
毎日の積み重ねで淡々と本を作っていく方が大事。
無理をすると続かなくなってしまって
挙げ句の果てがやっつけ仕事に行き着くはめに…

そう言われるのを聞いて、その事態を想像できるだけに
「うわ、やべっ!氣をつけよう」
と肝に命じた私でした。

話を聞いていて何よりすごいなと感じたのは、
ベテラン講師陣がその「やっつけ仕事」を見抜いているってこと。
それもそのはずで、
長年音声訳に自ら携わっていると同時に
利用者さんからのクレームを肌身で感じているからです。

今までの私たちの講習には
この利用者さんの視点を感じる場面はほとんどありませんでした。
これからはひしひしと感じていくことになるので
なおのこと真面目に取り組む必要があります。

でも、
「怒られるから真面目にやろう」ではなくて
やっぱり「よりいいものを作ろう!」でいきたいです。
心構えが違えば出来栄えも違ってくるはず!

そうそう、
校正コースの受講生の半分は音訳の修了生でしたが
その方達が口を揃えて言うのは、
「校正をやることが音訳をする上で役に立つ」のだとか。

音訳を何年か続けてから、
校正の勉強もしてみようかと思っています。

懇親会の最後に、それぞれ読み進める本を渡されました。
いよいよ実際の録音図書づくりに関わります。
あ〜、ドキドキ。

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