「自分で自分の責任を取る」
どんな意味で捉えていますか？
Aihal-Sophiaで考える、「自分で自分の責任を取る」
まずは読んでみて、ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。
自分の責任って何？
そもそも責任ってどんなイメージで、
どんなことを表しているのでしょう。
辞書的な意味の前に、私が捉えている「責任」とはこういうもの。
- 私が考えていること、考えたこと
- 私が感じていること、感じたこと
- 私がやること、やったこと
これらに対して、「私のことです」と言う、ということなんです。
いろいろ考えたんですが、私が思うものは結局ここに集約されます。
辞書的な意味では、「責任」は英語で responsibility
response + ability 応答＋能力
つまり、応答する能力と言えると思います。
日本語の意味では、自分のしたことの結果について責めを負うこと。
ネガティブなイメージですし、「義務」と混同している場合があります。
世間的にもそう捉えて発言している場面が多いと思います。
私、Aihal-Sophiaが「自分の責任」という言葉を使うときは
英語の「応答する能力」の方に近い意味で使っています。
自分の責任を自分で取るとは？
私がやったことに対して責任を取るのは、
目に見えることでもあるので
比較的わかりやすいと思います。
ところが、考えたこと、感じたことにも
「私のことです」と言うのは
ちょっとイメージしづらいかもしれません。
が、読んで字のごとく、で
「今、それは素敵なことだと考えたのは、私自身です」とか
「心がホッとする、のは、私が感じたことです」という、
実はとてもシンプルなことなんだと思うのです。
自分が考えたことや、感じたことをただ認める
こんなニュアンスだろうと思っています。
自分を大事にするから、責任が取れる。
いろいろな場面で「責任」という言葉が使われますが
その「責任」には、
実にいろいろなイメージやニュアンスがこめられています。
ただ、自分自身に対してはシンプルに使って欲しいと思っています。
自分を尊重する、というニュアンスにはなりますが
あなた自身が考えて、感じて、行動していることを認めてみること。
とんでもない思いがあってもいいし、
突拍子もない行動をとってもいいんです。
自分がやっていることだと、認めることができれば。
誰かのせいにすることなく、
誰かの刷り込みにも引きずられることなく、
「私のことです」と言えるように。
それがベースになると、
自分以外の人についても、
その人自身を認めることができるようになってきます。
たとえ相手が責任を取ろうとしない人だったとしても。
「責任を取る」と相互依存の世界になるのかも？
自分に責任が取れる人は、相手の責任も認められます。
不必要に、相手の責任を被ることをしないからです。
線引きがはっきり見えている人かもしれません。
相手と自分の間の線をはっきり意識できるので
自分と相手の、できること、できないこと、
やらなくてはならないこと、やる必要のないこと、がわかります。
だから、自分ができないことを相手にお願いして
やってもらうこともできるし、
相手の様子を見て、自分から声をかけたり、
手伝ったりすることもできるのだと思います。
それが、ごく当たり前に行われているのが
「困ったときはお互いさま」と言って支え合える相互依存の世界。
昔の日本では当たり前だと思っていた世界。
今の日本では難しいことなのでしょうか？
そうではない、と思いたいです。
さいごに
自分の責任を取るとは、
自分の思考、感情、行動を、自分がやっているのだと認めること。
なんでもかんでも私のせいなんだ、と悲観するような
そんな犠牲や義務感は不要なんです。
そして、あなたが「自分の責任を取る」のと同じように
相手も「自分の責任を取る」ことが大切とわかることだと思っています。
いろいろな考え方の人がいますが
Aihal-Sophiaのこの考え方が、誰かの日常でのヒントになって
その人のココロが軽くなればいいなと思っています。
