人間ってナンだ?シリーズ2、始まってます!

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
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昨年12回放送されたNHK Eテレの
「人間ってナンだ?超AI入門」
シリーズ1を見ていました。

この1月からシリーズ2が始まりました。

すでに第3回の放映が終わっています。

第2回「感じる」のゲストは、
シリーズ1「感じる」にも出演されていた為末大さん、
そして第3回「発想する」には、
私の大好きな漫画家の藤田和日郎さんが出演されていました。

このお二人の考えとかご意見を聞くのが
すごく楽しみでしたし、実際なるほどね〜、
やっぱりね〜!と楽しんで観ていました。

シリーズ1の時に書いたエントリはこちらです。

NHKの人間ってナンだ?超AI入門のサイトはこちら。

http://www4.nhk.or.jp/aibeginner/

世界の構造を出入力から理解する

第2回の「感じる」では、
筋電位で動かす義手を実際に使っていました。

脳がやっていることをコンピュータ的に表すと、
シンプルに言えば入力と出力だけなんだそう。

義手で言えば、
筋電位を感じた(開けと入力)から手を開く(出力)。

脳内ではこの入力と出力だけが行われていて、
その先にあるさまざまな機能(手のひらや指など)は
そのシンプルなやりとりのみで動いているのだそうです。

解説の松尾特任準教授曰く、
人間の脳をコンピュータ的に解説すると、
単純なデータの出入力を繰り返すことで、
複雑な世界の構造を見つけ出し、理解しているのだそう。

これがベースになっているわけですから、
私たちの毎日の生活のベースも
もちろんこの出入力で行われています
(意識しているかどうかは別ですが)。

子供も大人も、単純なことだとしても
できなかったことができるようになると
面白くなりますよね。

松尾さんはこれらのことから、
人は何かを動かすと何かの結果が変わるということを
本能的に面白い!
と思うように
設定されているのではないか、と言っていました。

試行錯誤してデータを蓄積していく

いろいろな説明がされている中で、為末さんが
「運動神経が悪い人って、出力というか、
力の入れ具合の問題かと思ったら、
やってみたことが結果どうだったっていう、
フィードバックの受け取り方が下手くそって
可能性があるってことですか?」
と身もふたもない言い方をしてました(笑)

それに対して松尾さんは
「どちらかというと複数の潜在的な要素に
分解するのが下手なんだと思っています。」
と答えています。

これは説明を聞いてものすごく納得しました。

運動神経に限った話じゃなくても、
うまくいかないことってこういうことじゃないかなと。

分解するのが苦手だから、
重要かそうでもないことかの区別がつけづらくて、
ピントが外れたことになってしまうのだ
という話も出ていました。

ただ、これも練習なんですよね。

自分がわかるように学んだり繰り返したりしていって
身につくものだと感じました。
わかってしまえば「あ〜、なんだそういうことか」
と思う感じというか。

これも試行錯誤して、
出入力の繰り返し(データの蓄積)で理解できていくものですね。

人間を人間たらしめているのは「意志」と「選択」

第3回の「発想する」で
藤田さんの発言を聞いていましたが、
やっぱり藤田さんらしいなぁと。

藤田さんの作品を全て読んではいませんが、
インタビューなどでの発言を読んでいて感じるのは、
「自分が納得できないと進みたくない」なんです。

わからないところはなるべくそのままにしたくないから、
ものすごくストレートに聞くし、自分の意見も率直に話す。

それぞれの作品が分身だと言うのもよくわかります。
感情が動くのが人間だ!とも言っていましたしね。

で、その藤田さんが人間の発想について話していました。

「人間は、自分が作ったとか、
自分がこのお話に愛情を持っているとか、
その、目に見えないものを信じてる部分こそが
一つの作品を作るものだ」
(私はここ、大事だと思ってます)

「オカルティックなことは言いたかないけど、
そういうもんなんですわ、作品て言うのは」

「我々の精神を通って出てきたものが作品だから、
そこに強烈な意志がないと負けちゃうんですよね」

ナレーションでは、
藤田さんの話した言葉を引用して締めくくっていました。

「強烈な意志」「精神」「オカルティック」、
AIはそれらを実装していない、とのこと。

つまり、人間らしさを表すパーツの一つ一つだ
ということだと思うんです。

生命の木パスワーク講座に通って、
「意図する」というのを今まで以上に意識するようになってから、
「何を意図するか」
「どう行動する意志を持つか」
というのはとても人間らしいことなんだと思うようになりました。

藤田さんが話していたこと、
実際に漫画として表現していることが
ものすごく人間臭いのは、
そこがどストレートだからなんだなと感じるんです。

「意志」を持って「選択」するのは人間だからできること。

今まで人間を比べる対象って人間しかありませんでした。

ところが今、AI がある意味人間を比べる対象になってきていて、
そこから人間のすごさや弱点を見つめられるようになってきています。

似て非なるものと比較して初めてわかる人間らしさ。
改めて考えてみるのもいいかもしれません。

次回の放送も楽しみです!

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