「考える」を支える「感じる」が大事〜超AI入門「第2回」より

シェアありがとうございます!

岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

■ お知らせ ■ *日曜セッション会@アイーナ
  9月13日,10月 4,11,18日 
  施設の場所予約の関係上,10日前までにはご予約ください
  ➡ ご予約はこちら

*開催イベント
 「緑のおくりもの」➡  お知らせはこちら
  詳細はお知らせでご覧ください

*お問い合わせもお気軽にどうぞ! ➡こちら

【この記事は約 4 分で読めます】

NHK Eテレで10月から始まった
「人間ってナンだ? 超AI入門」

http://www4.nhk.or.jp/aibeginner/

全12回だそうです。
2回見ていますがわかりやすいですね〜。

AI(Artificial Intelligence)人工知能という言葉は
ここ最近、かなり普及しましたね。

農学畜産系の出身としては
AI=人工授精なんだけどなぁ。
いまやギャグにもなりませんわ。

さて、そんな今話題のAIをわかりやすく解説する番組。
「人間ってナンだ?」
というタイトルがついています。

というのも、人工知能の成り立ちや仕組みを知っていくと
必ず「人間とはどういうものか?」を考えざるを得ないんです。

その第2回「感じる」を見ていて、
このブログでよく書いている内容が出て来たので
おっ!と思って書いています。

学ぶはまねぶ、まねることが学ぶこと

知能の仕組みにおいて、
身体はかなり本質的な役割をしているのだそうです。

情報だけで学ぼうとすると、
それには膨大な情報が必要になりますが
自分の身体を使って「経験」として学ぶのは
脳にとってかなり複雑な回路を使いますが
とても効率的な学習ができる、ということ。

自分のボディイメージと、見たもののイメージを
頭の中で結びつけるのが真似る、ということで、
真似ることで効率的に学習しているのだそうです。

この結びつけるのがうまくいけば早く覚えられるし、
なかなか結びつかない場合は理解も遅い、ということです。

頭ではイメージできていても、
実際にやってみて上手くいかないのは
イメージ同士がうまく結びついていないからですね。

それを細かく修正していく作業も学びです。

模倣学習、つまり「真似る」ということ。

よく「学ぶ」「まねぶ」から来ているといいますが
真似ることが学習につながります。

AIも経験を積み重ねて学習させています。
最近、ディープラーニングとよく言われますが
十分なデータ量があれば、その中から特徴を抽出・蓄積して
いく学習法を使っています。

人間が無意識レベルでやっていることも
AIに行わせようとするには
ディープラーニングのような学習をさせて初めて
機能できるほどの複雑なものなんですね。

人間ってすごいな。

「感じる」と「考える」との関係は?

「感じる」「考える」との関係は?

ゲストの為末大さんは
「感じているその瞬間よりも、後で考える方が多い氣がします」
と言っていましたが、私もそう感じています。

それを受けて、解説をしている松尾豊さんが次のように話していました。
「人間の行動って「感じる」のがベースとなっていて
それをブースト(増幅)させるのが「考える」と理解されています。」

これを聞いて、
「あ!やっぱりそうなんだ!」
自分の感覚として捉えていたことが
AIなどの最先端研究者から同じ内容を聞けて納得です。

感じてから、それについて考える。
だから理由も後付けになるわけですね。
どういう理由をつけるかは人それぞれですけども。

「考える」を支えるのが「感じる」

言葉にするのは「情報を落とす」ということ。
抽象化して要約して、そのかわり保存性を良くする。
しかし、知識を蓄積できるのでその効果も重要。

人間が意識しているのは、得ている情報のごく一部です。
脳はその中から抽出したことを意識にのぼらせています。

松尾さんが語った言葉がとても響きます。

多くの部分は、
人間が知らないけども感じているこの世界のデータを
人間の脳が汲み取って
そこから重要なところだけを抽出し、
それを意識にのぼらせているということ

ほとんどの部分、重要な部分っていうのは
人間は、感じているけども、
それがどういうことなのかっていうのは、
自分では理解してないと。

…で、そういうものに支えられて
人間の知能っていうのが構成されてる
ということなんだと思っています。

何回かこのブログでも書いていますが
「見えている、わかっていることがすべてじゃない」
同じようなことを言っているのかなと。

為末さんが次のように言っていました。

情報を集める=「感じる」
編集する=「考える」
そもそも感じられないと情報自体が集まらないんで、
考えることも難しいみたいな、そんな感じ…

私も同じように思います。
だから「感じる」のが大事。

「感じる」から「考えられる」
切り離すことができないものです。

このブログでよく書いている
「自分を知る」というのは
「自分が感じている」ことを知る。
まず、そこから始まります。

人間ってナンだ?
自分ってナンだ?
感じて考えてみませんか?

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)