言葉の後ろに見え隠れするもの

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
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たまたまNHKのSWITCHという番組を通して
石内都さんという写真家の言葉を聞きました。

かなり要約してますけどね。

「写真は目に見える形しか撮れないけど、
私は、目に見えないもの、時間とか人生とかを
そこに撮りたかったんです」

この言葉を聞いて、
私がこの人の対談番組を録画した理由が
分かった氣がしました。

偶然出会った石内都さん

私は石内都さんのことをまったく知りませんでした。

こんな写真を撮っている方。

http://www.thethirdgalleryaya.com/artists/miyako_ishiuchi/

番組を録画するときは、タイトルと出演者を確認します。
この石内さんと対談しているのは女優・監督の杉野希妃さん。
どちらの方もまったく知らないのに、
なぜかこの放映(しかもアンコール放送)を録画したんです。

録画してすぐ見るわけでなく、
たまたま昨日の「言葉にする」のエントリを書いてから
なんとなく消化するために録画を見ていて
先述の言葉に出会ったというわけ。

私自身、言葉を大切にしている、と言っていながら
言葉に囚われているんじゃないか、
目に見えないものを言葉にしたとしても
そのイメージや本質から遠ざかってしまうのではないか、
そんなことを書いた後にふと考えてしまっていました。

ですが、石内さんの言葉を聞いて
あ、私が言いたいことはこのことだ!と思いました。

写真で瞬間を切り取る写真家のように

私が表現したいのも、単に言葉で表すことではなくて
その言葉の後ろ側にあるもの。

その人の想いだったり
経験だったり過去だったり。

その言葉を紡ぐまでの心の動きを感じたいのだと思います。

写真やアートが作者の手を離れた一作品として
鑑賞する人と向き合った時に
その見ている鑑賞者の心と共鳴したものが現れてきます。

https://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-12349231200.html

同じ作品を見ていながら、
まったく違う印象や感想を持つのはそういうことだと思います。

このブログエントリの中では
「アートは鏡です」
と言っています。

私はそれを言葉に感じているんですね。

つたない言葉でつなぐしかなかったとしても
その言葉が出てくるまでのプロセスを大事にしたい。
目の前にいる「その人」を知りたいから。

その人が自分で紡ぎだすもの

そう言えば、前にもそんな内容のエントリを書いていました。

その人が自分で紡ぎだした「言葉」を聞きたい
不安になっているときにやってくるのは 今の私が囚われていることについてがとても多いのは確か。 でも、その中で 私が必要として...

今もやっぱり思っていることは変わりません。
表現方法は少しずつ変わりますが
根っこの思いはほとんど変わっていないというか。

言葉って毎日使うものだし、つい無意識に使っていて
その時々でぞんざいになったり丁寧になったりするもの。

だからこそ、使っている言葉は
その人自身を雄弁に物語ります。
語っている内容はもちろんですが、
どんな言葉をどう表現しているのかも含めて。

私はそこまで汲み取りたいと思っています。
仕事でも、仕事でなくても。

その人が自分で紡ぎだす「その人自身」受け止めたいと思っています。

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