「言葉にする」のは◯◯化すること

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

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◯◯なんて抜け字にするのは釣りだとわかってますが
見てもらいたいなと思うので、あえて釣りのままで。

言葉にするのは難しい、
言葉にならないこともあるのに…
言葉で全て表現できるわけではない、

ええ、もちろん分かっています。
私も言葉にならないことはたくさんあるし
言葉にしようとするそばから意味が違ってしまうことって
よくあるんです。

でも「言葉にする」を大事にしたい

それはこんな理由から。

言葉にしてもらう意味

毎年のスキー合宿ではもう恒例なんですが
Mちゃんと滑る時にまずすることがあります。

それは「Mちゃんがどうしたいかを確認する」こと。

1本目は何も言わずにフリーで滑ってもらいます。
今のMちゃんの状態をお互いに確認するためです。

その時に氣になったこと、良かったことを教えてもらいます。
自分で思ったように滑ることができたかとか、
滑ってみて感じたことがあったかとかを
Mちゃんの言葉で表現してもらっています。

私も漫然と見ているわけではありません。
楽に滑っているか、無理していないかなどを
自分の経験を基に思い出しながら見ています。

その私が捉えた感覚とMちゃんの表現をすり合わせて
次に何をしたらいいのかの目安にしているんですね。

だから言葉にしてもらわないとわかりにくい。
でもですね、それだけじゃないんです。

言葉にするとは「意識化する」ということ

スキーでは滑り降りると、また上まで行くのにリフトを使います。
(もちろんゴンドラの場合もありますが)
つまり移動の間ということですね。

この時に、直前の滑りについての判断をしたり
次にしようとすることの説明をしたりしています。

そしてリフトから降りて滑るわけですが
このリフトに乗っている時間に
ただしゃべっているだけではMちゃんの身にはなりません。
特に自分がわからないことは馬の耳に念仏状態になっちゃうので。

そこで大事にしていること。

滑走の直前に
「さあ、今から何に氣をつけて滑りますか?」
と聞いて言葉にしてもらっていました。
そして滑り終わったところで自分なりの感覚を教えてもらいます。

滑走直前に言葉にしてもらうと、
私が見るポイントもはっきりしますし、
Mちゃん自身も意識するポイントがはっきりするので
その影響は確実に滑走に現れてきます。

これは言葉にすることで意識がそこに向くから。
私が大事にしているのはここなんです!

イメージして「意図を乗せる」から上手くいく

Mちゃんに以前から話していたのは
「イメージが大事だよ」ということ。

そのイメージが漠然としていては
何に意識が注がれるかも茫洋としてしまいます。

だからあえて言葉で表現してもらっています。

「自分でリズムを感じながら滑る」
「腕でバランスを取る」
「フォールラインを見ながら滑る」

こんなふうに。

実際にできているかどうかは見ていればわかります。
私が求める出来具合とは違ったとしても
本人が意識してやっているのは表に現れますから
そこを追認してから、プラスアルファを伝えると
Mちゃん自身ももっと良くなるポイントがつかめます。

このやり方で階段を一段上がったような成果が目に見えると
Mちゃんからこんな言葉が出てきました。
「今までの中で一番楽に滑れて、すごく楽しい!」

ビデオ撮影をしたものを夫に見てもらうと
「お、すっごく良くなった!」と驚いたくらいだったんです。
思わず私とMちゃんでハイタッチ! Yeah !!

自分との対話も「言葉にする」のが大切

これらはスキーに限った話ではありません。
どんなシチュエーションにも当てはまると思います。

自分で体感するから、自分で考えられるし
自分で考えられるから、自分で言葉にできます。

それでも言葉にできないことはありますが、
「言葉にできない」のと「言葉にしない」のとでは
意味がまったく違ってきます。

言葉がすべてではありませんが
私は言葉の持つ力を信じています。
人とのコミュニケーションはもちろんのこと
自分自身との会話も「言葉にする」のが大切だと感じます。

自分の意図を確認するために。
自分の意図を改めて確信するために。

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