「ホントかな?」で始める科学的アプローチの世界

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

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今朝のニュースで紹介していたんですが、
子供の理科離れを懸念して、
科学の面白さを知ってもらう活動をしている人たちが今大勢います。

ワークショップでは実験メインで、
答えを教えるのではなく、子供達に考えさせるようなものだそう。

この「自分で考える」というのは子供だけではなく、
大人にも同じように必要なことじゃないかなと思っています。

「まず疑え」と言われてきた学生時代

理系出身としては、
筋道立てて話を展開していったり、聞いた話を分解していったり
というのはよくやります。

とりとめのない話でも、どこかにつながりがあるのか、
矛盾したところがあるのか、などを頭の中で組み立てたり分解したり
紙に書き出して繋いでみたりして理解しようと努めます。

学生の頃によく言われたのは「まず疑え」ということ。

疑うのは、やり方だったり考え方だったりが多いですが
出てきた結果自体も、やり方によって違う結果になることもあるので
「本当にそれでいいのか?」を疑います。

疑心暗鬼になれと言われていたわけではありませんよ。

「疑え」という言葉がキツい印象なだけで
要は「ホントかな?」と疑問に思いなさいということなんです。

子供がいろいろなものを見て
「不思議だな?なんでこうなるんだろう」
と思うように、
疑問を持ちなさいということだと理解しています。

「疑問を持ちなさい」とは、自分で考えること

社会人になると、マニュアルで動くことも多くなってきます。
「こう決められているから、この通りにやりなさい」
というのも多いですよね。

もともと理系出身で、前の仕事も理系畑だったのですが
会社というシステム、人間関係というシステムの前では
「疑う」というやり方をしていると軋轢が産まれることもしばしば。

前例に従うことを求められるし、レールからはずれることは注意される。
そのうちに、疑問を持たない方がいいような錯覚に陥っていました。

そんな中で出会ったオーラソーマ。
学長のマイク・ブース氏のコースに出ていた時に再び聞いた言葉。

「疑問を持ちなさい。あなたの内側に」

正確に覚えているわけではありませんが、こんな言い方でした。

あ、そうだよな。
疑問を持つことが悪いことのように感じていたので
疑問を持っていて良かったんだ、とホッとしたのを覚えています。

疑問を持つとは、自分で考えることなんです。
子供の頃の「ホントかな?」もそうですし、
「まず疑え」も、その後に考えることを促していましたから。

「それ、ホントかな?」のワンクッションが客観性を持ち込む

昨今はいろいろな情報を得るのがとても簡単です。
欲しい情報はもちろんのこと、いらない情報まで飛び込んできます。

そんな時に「これホントかな?」とワンクッション置くのが
今とても大切なんじゃないかと感じています。

物腰の柔らかい人や人当たりのいい人に勧められたものを
信用して手に入れたり、言うことを聞いたりしたのに
実はそれが何の意味も効果もないものだったとか
デマだったとか、騙されてしまったとか
よく見聞きすると思います。

だまされないように!とガチガチになってしまうと
コミュニケーションもうまく取れなくなってしまったり
「周りはみんな敵だ!」なんて極端になってしまったりします。

そんな時には「ホントかな?」という言葉を使ってほしいんです。
人に向かって言う必要はありません。
自分に向かって、「それホント?」と疑問を持って欲しいんです。

疑問はいつも客観性を連れてきます。
「それホント?」という氣軽な問いかけですが
冷静にもなれるし、一歩引いてみるキッカケをつかむことができます。

「それホント?」+直感を使ってみる

「それ、ホントかな?」と自分に問いかけたら、
いろいろな人に話を聞いたり、調べてみたりするのが次のステップ。

今、情報はいろいろなところから取れるので
Aと言われたら、Aについてばかり集めるのではなくて
アンチAも集めると判断材料が増えます。

集めた判断材料(情報)を通して「自分が考える」のが大切。

そしてここでもう一つプラスしてもらいたいのが「自分の直感」です。

最初に直感ありきでもいいんですが
判断材料を集めた上で、自分がどう感じるかを知るんです。

直感とは、自分が「どう考えるか」ではなくて「どう感じるか」

頭ではいいと思っていても、
そのことを考えているとなんか氣持ちがモヤモヤするのであれば
なぜモヤモヤするのか?をまた疑問に思って考えればいいんです。

そういうプロセスを経て出した結論が、
実際にどうだったかを
現実に起こっていることを見て、
自分の考えをまとめていく。

この一連のやり方は科学的アプローチとほぼ一緒です。
科学論文もこういう方法で計画、実験をして考察して書きます。

直感は科学には必要不可欠なんですよ。
実際、最初の疑問やひらめきは直感ですからね。

このやり方は、日常生活の中で普通に使えます。
扱うものが科学的である必要もありません。
やり方さえ知っていれば、子供でも大人でも使えます。

科学に興味を持ってもらう、というのは
こういうことなんじゃないかな〜と思った次第でした。

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