ここ2ヶ月ほど、耳の不調が続いていました。
その不調からやっと抜けた感があるので
覚書として書くエントリです。
(ただ、これは私に限った話なので
くれぐれも真似をしないでください)
今回で4回目、耳の不調
またやって来た!と感じてしまうくらい
おなじみの感覚。
耳が詰まったような、
お椀をかぶせたようなボワワンとした聞こえ方。
そして耳鳴りもします。
それも片側だけ。
何回も繰り返しているこの症状は
直近では3年前のエントリに書いています。
「突発性難聴」として診断を受けて
治療したことを書きました。
まぁ、正直言って今、ストレスフルの状態なので
この症状が出た時には「またか…」と思いました。
今回で4回目。
それまでは必ず医者に行きましたし
前回のエントリでも
「すぐに医者に行くことをお勧めします!」
と書きました。
ところが今回、
私は医者に行かない選択をしました。
(くれぐれも真似しないでください!)
私の選択
ハッキリ言って無謀。
失聴する可能性はもちろんありました。
それはやはり怖かったです。
でも今までの3回とは違う氣がする。
根拠はありませんが、そう感じていました。
これまで受けて来た治療は
血流を良くするための点滴とステロイドの服薬。
それらは「これでパーフェクトに治ります!」
という治療法ではありません。
これらで難聴が改善する人もいます、くらいのものでした。
なので思い切って、自分なりの賭けをすることにしたんです。
自分の感覚を信じたいと思った、と言い換えてもいいです。
単に放置するのではなく、
これまで3回の治療と経過の経験から
「今の私」の心と身体の状態を変えていきました。
今の状態ではストレスを取り去ることはできないので
受け止め方を大きく変えてみたり
身体を温めたり、血の巡りが良くなるようにしてみたり。
イクイリブリアムのオイルでマッサージもしました。
身体が出すサインになるべくしたがって
眠い時は昼間でも思い切って眠るようにしたりもしました。
不調が出たのは突然でしたが
この不調が消えている…よね?と感じたのも突然でした。
100%元どおりではありませんが
90%くらいの感じで元に戻っています。
聞こえにくいとは感じなくなりました。
ホッとしています…
何が功を奏したのかはわかりませんが。
もしかしたらまだ…という懸念もあるにはありますが
今は自分の感覚と判断を信じて良かったと思っています。
「自分の声にならない声」を拾うこと
「心と身体の声なき声を拾う」
実は、それが一番大事なことだったのかもしれません。
今までの3回は「身体を治療する」だけでした。
それはもちろん大切なことです。
専門家がいるのであればなおのこと。
でもですね、
「自分が治したい、治りたい」と思う氣持ちが
とても大事なんじゃないかと感じています。
3回の治療の時にもその氣持ちはあったんです。
ですがその中身は、
「医者の言う通りにする」
「治療の方針は自分で決めるが、治療方法は医者に任せる」
こんな感じでした。
だから治療以外には、自分で何もしていませんでした。
鍼で身体を整えていましたが、それも医者に任せるのと
同じことですしね。
このエントリを書いているうちに氣づきました。
あぁ、他人まかせだったのか。
自分の心と身体の一番近くにいるのは私自身。
変化をじかに感じるのも私自身なのに。
自分でも出来ることをしようともしていなかったし
何が出来るのかを探ろうともしていませんでした。
この経験をして良かったと思います。
結果が良かったから、というのもありますが
「自分の心と身体」に積極的に向き合った自負があるから。
「自分と向き合う」
を私の経験を元に表現できるのが
思いがけないギフトのように感じています。