昨日までの続きものエントリの中でも書いていましたが
人によって感じ方はそれぞれ違うんですよね。
あることAをよくわかっている人は
説明のときに言葉を端折ってしまうことがあります。
言わなくてもわかるだろうと思っていたり
あまりにも当たり前のこと過ぎて
説明する必要も感じていなかったりするんです。
相手がどう感じているか、
どんなことを思っているかは
当事者でないかぎりわからないもの。
いくら近しい関係でも
例えば家族や恋人同士、親友同士でも
思っていることは表現しない限りわかりません。
「わかっている」と思っていても
まったく想像の域を出ることはありません。
それどころか、実際に表現しても
受け取り方で意味がすっかり変わってしまうことも。
自分では楽しい氣分でやっていることも
相手にとっては恥ずかしかったり
辛い思いをしたりすることもあるんです。
それが元でケンカしてしまったり
疎遠になってしまったりしては面白くないですよね。
こういうときに使えるな、と思う問いかけがあります。
私の実感がこもってますがwww
それは、
「自分ならどう思う?」という問いかけ。
例えば
昨日までのエントリの内容で言えば
私は一つ一つダメ出しをされたり
教わってないことをやらずにいて注意されたりしました。
こんなとき、さきほどの問いかけを使います。
「私なら、いちいち疳(かん)に触るようなことをする人が自分の仲間内にいたらどうする?」
「私なら、言われたことしかしないで、氣が利かない人がいたらどうする?」
相手が自分にしてきたのと同じようなことを
自分の回答として選ぶなら
私もその相手と同じ穴のムジナです。
ですが、違うことをするつもりなら
相手もその人の考え方でやっていたんだ、
とわかりますよね。
この問いかけで始まる比較が大切だと思うんです。
人はそれぞれ違う考え方をする、とわかっていれば
イライラするのは少なくなります。
もしくは「こうやってもらいたい」という目的を
もっとわかりやすく説明するチャンスかもしれません。
自分の思いを尊重し、かつ相手の思いも尊重する。
それが、心地よいコミュニケーションを作ると思っています。
意見のすれ違いや、ん?と思うことがあったら
「自分ならどう思う?」の問いかけを
ぜひ使ってみてください。
問いかけをして出た回答を
コミュニケーションに上手く活かせますように!