この前からずっと、あることが氣になっていました。
ささいなことなんですけどね。
夏によく着るチュニック風のシャツがあるんですが
襟元がグズグズになるんですよ。
一つだけあるボタンの位置が低すぎて
襟元が変にはだけてしまうんです。
柔らかい素材のシャツなので
だらしない感じになるのも氣になっていました。
氣になっているから、試してみる
そこで試したのが
まずは、はだけないようにすること。
ボタンを増やすか
スナップをつけるか…
そこらへんで迷っていたんです。
でも、ボタンホールは開けたくないし
スナップだと買いに行かなくちゃならないし…
ふと、思いついたのが
「ひっかける」
きちんと止める必要はなくて
だらしなく開いてしまうのを抑えるくらいでいいんです。
手元にあるものでいろいろやってみて
うまくいったなと思うのが
ボタンを糸ルーブでひっかけるもの。
これは我ながらナイスアイディア!
うまくいったので、次の工夫を考えたくなります。
「この襟元がグズグズにならない工夫はできないかな」
するとね、また思いつくんですよ。
なんで思いつくかはわかんないけど、やって来たものを信用する
思いついたのは、「洗濯機で糊付け〜♪」
CMを思い出して商品名を歌ってしまうほど(笑)
そうか、のりづけか…
なんで思いついたかわかんないんですけどね
急にやって来ました。
ん〜、洗濯のりを買いに行くのは面倒なんだよな。
しかも生まれて初めて糊付けしようとしてるし。
とりあえずググるか…
ググったおかげで、糊付け工程や注意事項がわかりました。
でも、やっぱり洗濯のりを買いに行きたくない。
暑くて外に出たくないから。
むむ〜、糊はデンプンだよね、
昔の人は手作りして使ってたわけだから…
何はともあれ、またググろう。
そのおかげで手作り情報もゲット。
実際に手作りしてやってみるとですね、
洗濯のりは簡単に作れちゃいます。
時間で言うと10分程度しかかかりません。
小鍋で片栗粉と水を分量通り、時間通りに煮るだけ。
ただそれだけです。
洗い上がりはいつもの洗濯物とは様子がちがうので
最初、大丈夫か〜?と思っちゃいました。
脱水時間をかなり短くするので
(糊を繊維に残すため)
まぁまぁな重みになっていて、シワが伸びやすいんですね。
乾いてみると ほほぉ〜!
ハリが出ました!
思い浮かべていた状態とほぼ同じで
ものすごく満足です。
もっと早くから使っていれば良かった!
生まれて初めてでも大成功!笑
そう思えるくらい簡単であっけなく糊付けできました。
体験してみて初めてわかりましたが
こんなに簡単にできるものだったんですね。
体験して、初めてわかることがあるのが楽しい!
ボタン付けにしても、糊付けにしても
試して初めてわかったことがたくさんありました。
試さずに頭で考えていたときは
あーでもない、こーでもないの繰り返し。
でも
初めの一歩を踏み出して試してみたら
あれよと言う間に氣になっていたことが
当初思っていたよりもずっといい形で解決しました。
体験するって、すごく大事。
なんでつまずいたのかな?
どうやって工夫しようかな?
そんなことをトコトン考えたり
ふっと閃くアイディアに驚いたりしながら
私にとっての良いものが出来上がっていくのが楽しい。
体験を楽しんでいると
創造性も刺激して、より楽しめるのかもしれません。
アイディアが湧いてくるのはそういうことかも。