過去はバックミラーで見るくらいがちょうど良い

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

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自分の思いがいろいろなものを引き寄せてくると実感していますが
最近、やっぱりこういうことだよなぁと思うことがあります。

それは、
人間は、本来「成長したい」生き物だということ。

いろいろなことを知りたいし、
物事をうまくやりたいと願うし、
成長を感じられると嬉しいと思うし。

そんな人間の身体は「この世での乗り物」
その乗り物を自動車に例えてみようと思います。

この世での乗り物は前進するために出来ている

この自動車を毎日快調に動かすには、
ただガソリンを入れりゃ良いってもんじゃありません。

自分の運転の仕方が乱暴で適当だったら、
ブレーキがすり減るのが早くなったり、燃費が悪くなったりします。
他にも不具合が出てくるでしょう。

少しでもこの乗り物の調子に氣を配るとしたら、
オイル交換やタイヤ交換などの消耗品を定期的に点検するでしょうし、

異音がしたときも、どこから症状が出てるのかを
専門の人に見てもらったり、自分でメンテナンスしたりもするでしょう。

で、ここで基本的なこと。

自動車は必要な時にはバックするけれど、
基本的には「前に進む」ための乗り物。

右に曲がったり左に曲がったりはしても、
基本、目的地に行きたいと思ったら前に進んでそこに向かいます。

バックのまま、ず〜〜〜〜〜っと進むのは出来なくもないけど
エンジンがうなってしまうので負担がかかります。
運転する人も、シートから乗り出して
後ろを向いて操作しなくちゃいけないから相当に疲れます。

じゃ、方向転換して来た道を戻ればいいんじゃない?

…思い出してくださいね。
この話、自動車に例えてはいるけれど、私たちの人生の話です。
人生の後戻りは、したくてもできませんよね。

過去にしがみつくのは、ずっとバックし続けるようなもの

私たちはいろいろな成長をするために生まれて来たので
そもそもバックできるようなスペースのところは走ってないんです。
乗り物の幅だけの道を進んでいるイメージ。

私たちが過去を振り返る時は、バックミラーを見るようなもの。
今、ここにいて、前に進む乗り物に乗って進みながら
時々過去にはあんなことがあったよな、とバックミラーを見ています。

過去にしがみついてしまう人は、そのバックできない道を
なんとか頑張ってバックしようとしている状態だと思うんです。

しかも、走っている道路自体もゆっくりと前に動いています。
動く歩道並みのゆっくりとしたペースで。
それは時間の流れと思ってもいいです。

だから、自分が「前に進もう!」と決めて動くと
あっという間に目的地に着いてしまうことも起こります。
すると、また次の目的に向けて出発したくなります。

でも、バックしようとしてるのは前に進みたくない。
過去にしがみついていたいから。

何か思いを残すようなことがあるのかもしれないし、
過去のやり方を変えられないのかもしれない。
もしくは、今まで選んで来た分かれ道の別の方へ行きたくなったのかもしれない。

ですが、私たちが乗っている乗り物は過去にしがみつくことはできないんです。
そもそも必死にパックしようとしても無理が高じて来ます。

移動しているエネルギーに逆らうには、倍以上のエネルギーが必要。
バックし続けるには、窮屈きわまりない格好で操作しなくちゃならない。

過去にしがみつく人が、何もしていないようで消耗していくのは
こんなことが原因なのかもしれないと、私は思います。
そして、私自身がそうでしたから。

そもそも前に進むように出来ているんだから…

そもそも、
前を向いてシートに座って運転すると、
余分なエネルギーを使う必要がない。
それは、「乗り物」が前に進むようにできているから。

余計なところにエネルギーを使わなくていい分、
乗り物が快調に動いているのか、
それとも疲れて悲鳴をあげているのかに氣がつく余裕があります。
(氣がつこうとしない人もいるにはいますが…)

そして案内表示板をしっかりと見て、
今の自分が向かおうとしている目的地にはどの道を行けばいいのかを
自分で判断できるようになります。

過去にやり残したことを再度チャレンジする道へ行くこともできるし、
新しい道を開拓することもできる。
過去の呪縛から逃げる道を選ぶこともできます。

その基となるのは、
「今ここ」の場所から「前」に進んでいるのを実感すること。

「失敗」という名前をつけてしまうとバックしたくなります。
だったら、
「今回は上手くいかなかったから、次はどうチャレンジしようか」
という意味で「経験」と名前をつければいいじゃないですか。

過去の安易なパターンに逃げ込むのではなくて、
あなたがそうありたい「在り方」をもう一度確認して、
そこに向けて進む道を進んでほしい。

「在り方」とは職業や肩書きではなく
この場面であなたはどう振る舞いたいのか、その基だと思います。
だから、いつでもどこでもそこに「存在」しています。

理想に向かいたいのは自然なこと

そんなことできない、という人もいるかもしれません。

でも、本当にそうですか?
人は「成長したい」と思うものだとしたら、
理想に向かっていきたいと思うのは、自然なことではないでしょうか。

不自然なことをし続けるよりも
自分が自然に「望むこと」が何なのかを知ることの方が
前を向いて進む一歩になるのではないかなと思います。

失敗を恐れるあまり、
今までの失敗しなかったやり方にこだわりたくなるけれど、
その失敗がないと、次の成長への一歩を見つけられないままになります。

その状態は、よく知っている過去へ向かってバックギアに入れて
一生懸命アクセルをふかしているようなもの。
無駄なエネルギーを費やすのと同じです。
私も無駄なエネルギーをどれだけ使ったことか…

あなたはどうですか?
それでも必死にバックしようとしますか?
バックミラーで時々確認するくらいがちょうど良いですよ!

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