休養日明けの今日はスキー最終日。
以前のエントリでこんなことを書いていました。
この中で、
「その違和感を感じ取れれば上達します、間違いなく。」
と書きました。
今年のMちゃんは上達の階段を一歩づつ登り始めています。
違和感を感じ取れるようになっていますから！
中学１年から通って６年目（途中１回は来られませんでしたが）。
昨年までの５年間は、とにかく苦手意識を無くすために
楽しく滑ってもらうのを優先していました。
昨年のスノーボード体験から
「どっちもうまく滑れるようになりたい」
という意欲が出て来ていました。
それを確認しての今年は
スキーに滑らせてもらっている状態から
「自分でスキーを滑らせている」状態に持っていくことにしました。
今までは単に滑っているだけの状態。
その状態をMちゃんに自覚してもらうのが最初です。
ちょっと荒療治をしました。
ですが、その荒療治が良かったようです。
今のMちゃんが出来ていることを確認してもらったこと、
出来ていなかったことを確認してもらえたこと、
それが良かった。
何が良かったかって？
今までよりも楽に滑れるようになって
スキーをするのがもっと楽しくなったって言ってたから。
「上手くやる」のに囚われて「楽しくない」のだとしたら
それはとってももったいない。
楽しくやっていれば上手くなるんです。
それはいろいろなことで確認もしているし
他の人もそうしてやっているのをたくさん見て来ました。
Mちゃんも自分自身でそれを体験しています。
だから、それを思い出して欲しかったんですよね。
スキーも同じなんだってことを。
Mちゃんに対してのアプローチは、
普段のセッションとまったく一緒です。
それはもう面白いほど！
その人自身を見つめていく過程は
私の中に染み付いているんだなと感じました。
Mちゃんと向き合って教えながら
私は自分のスタイルを身につけて来たのかもしれません。
今回はそのことに氣づいたスキー合宿でした。
