美意識がつなぐもの 〜関口先生のFB投稿から

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
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心理占星術講座でお世話になっている
関口シュンさんの投稿をFacebookのタイムラインで見ました。

関口先生はベテランの占星術家で、
今月27日(水)に「星のまなざしセミナー」の講師として
盛岡に来ていただく予定になっています。

その関口先生の投稿をFacebookでシェアするのは簡単ですが
タイムラインは川の流れと一緒で、
あっという間に流れて見えなくなってしまいます。

なので、書かれている内容を自分なりにしっかりと捉えたくて
私が感じていることを通して、ブログでシェアすることにしました。
上記のセミナーでも、この投稿を深めた内容をお話くださるそうです。  

美意識って何?

もともとは関口先生が下記のコラムを読まれたのが発端。

東洋経済ONLINEでアップされていた
【「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路  
〜オウム真理教が体現する、受験エリートの闇】
山口 周 : コーン・フェリー・ヘイグループ 2017年08月31日

「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するの…

コラムは「エリートの末路」となっていますが
関口先生は「エリートかどうかはどうでもよいけど」
前置きして、美意識の欠如についての思いを書いています。

引用すると、

社会全体において美意識の欠如は由々しき問題で、とくに教育において感覚教育を大切にしていかないと、垂直志向の合理効率ばかりで人間関係やビジネススキルを作ったりすると、社会は反感だらけの無残なものになるでしょう。

「美意識の欠如」についてはよく聞きますが、
私自身、「美意識」について考えたことがあったかな? と思い、
そもそも美意識ってどういうことだろう?と疑問が湧きました。

言葉の字面ではだいたいわかりますが、
どういう意味なのかを改めて見てみました。

びいしき【美意識 aesthetic consciousness】

字義上は美を成立させる意識や体験のことをいう。
美しいものばかりか醜までも含む広義の美は,感性のとらえる精神的価値〈美的(ästhetisch)なるもの〉として論じられてきた。
(後半は省略)
出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト / 世界大百科事典 第2版

上記の引用と同じように、
私が「美意識」と聞いて思い浮かべるのは
物事を自分に引き寄せて美しいかどうかを判断する基準
という意味です。

それはアートなどの狭い範囲だけのことではなくて
何かをする時の所作とか、言葉の選び方とか、
身近なものにほど美意識が現れる氣がしています。

垂直と水平

昨日のエントリの最後に、
「フラット、水平な関係性を作るのが大切なのかもしれません。」
と書きました。

この言葉は、私が普段から思っていることですし
関口先生の投稿の、ここを読んでインスパイアされたものでもあります。

面白いことに、有名欲が高かったり、金儲けが好きな人の考えるスキルやシステムはほとんどが垂直成長型になり、人間が好きだったり美意識を楽しむ人のスキルやシステムは水平成熟型になるのです。

私たちは垂直型のシステムの中で学習、成長、生活してきたので
このやり方に慣れてしまっていて無自覚なことが多いです。

垂直型では、誰かが決めてくれる、指示してくれるので
自分で考えなくてもなんとかなってしまいます。
そして、誰かに決めてほしい、指示してもらいたいに変わっていきます。

それでは自分の「美意識」が反映されにくくなります。
反映どころか、美意識すら意識しなくなってしまう氣がします。

では、水平型ってどういうことなんでしょうか。
イメージできますか?

美意識は「良心」

関口先生は続けます。

美意識は、宇宙・自然から得られる恩恵です。
そこには垂直志向はなくすべてが水平で並列で、
個体差や個別化は保ちながら全体としてつながり機能しているものばかり。

(中略)

美意識は、自然の成り立ちを見ていれば学べることです。
植物を見て、花も葉も茎も根が同等にあり、
地も風も水も火もヒエラルキア階層はあるけれど、
水平循環型でその自然バランスに、縦割りはない。

普段そういう水平を意識していなかったので、なるほど!と思いました。

自然の中には区別はあっても、その分け方に優劣はありません。
お互いに完璧なバランスを保っています。
そのバランスで培われた「美」を誰でも等しく「美しい」と感じます。

この美しさは誰でも感じ取れるので (意識していなくても)
本当に美しいもの、良いものも、実は誰でも感じ取れるはず。


それを関口先生はこんな風に表現しています。

  美意識とは、「良心」のこと。
  真善美とは、「道徳」のこと。
美意識を育てるには、音楽や美術など芸術全般、モノやことのデザイン、ファッションやおしゃれなセンス、街や暮らしの調和、対人関係思いやりなどの、感覚教育が必須なのです。

良心も、道徳も「人」が感じるものであり、使うこと。

システマティックに自分を脇に置いて動いていくよりも
「人と人」のつながりを、もっともっと意識していく、
自分と相手が「違っていて」「同じなんだ」ってことを理解していくのが
水平なつながりなんじゃないかと思っています。

違っているのは、「個」としての違い
同じなんだっていうのは、「人、生き物」として同じ

違っていて、同じであることをつなぐのが
「美意識=良心」なのかもしれません。

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