自分の世界を突き詰めていった水木先生

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

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こんにちは

先日のことですが、水木しげるさんがお亡くなりになりました。

子供の頃から水木さんの絵に親しんだ私としては、
悲しいのもありますが、お疲れさまでした、
という氣持ちでいっぱいです。

テレビでもコメンテーターの方が言っていましたが
私たちがイメージする妖怪は、
ほとんどが水木さんの影響を受けているとのことでした。

そうですね、砂かけ婆ぁとか子泣き爺ぃとか。
イメージは確かに強いですね。

キャラクターとして動いているものについては
水木カラーが色濃いと思います。

けれど、全くゼロの状態から作り出していたわけではなくて。

水木さんが書いていた妖怪や悪魔、精霊の絵を見ていると
いろいろな原典を参考にしていたことがわかります。

私がわかる範囲でも、
日本では鳥山石燕や円山応挙の絵を参考にしています。

外国のものではデューラーを参考にしているものも。
デューラーの「豚鼻の悪魔」を見たときは驚きましたから。

「水木先生の書いたピーザムベルリの悪魔がここに!」
30年経っても忘れられないインパクトがあったわけです。

とにかくその資料を読み込んでいた量がハンパないです。
全世界の妖怪ものを、ほとんど全部ご存知だったのでしょう。
世界中のいろいろなところにも出かけていらっしゃったし。

その上で、ご自分の水木ワールドを創り上げていった。

だから今だに私は、水木先生の著作や、
水木先生ご本人に惹かれるのだと思っています。

もともと見えない世界に興味がありましたが
水木先生の世界を知って、私の中でそれが大きく広がりました。

「見えなくてもいる」感じがする、ことは
水木先生に教わったようなものかもしれません。

ここから
遠野物語を始めとする、民話の中にある怪異譚や
中国の怪異譚を読むようになっていったり
いわゆるオカルトと呼ばれるような分野に
興味を持ったりしていきました。

私のベースは水木先生のおかげですね〜。

水木先生がご自分の世界を創り上げていらしたように、
小さいながらも「私の世界」を創り上げる時期なんだと思っています。

「私の世界」のベースは出来上がっています。
それをどのように活かしていくか、
それがこれからの私の目的にもなっているような氣がします。

「見えなくてもいる、ある」ものを現実に活かしていく。
一筋縄ではいかないところが、また面白いと思いませんか?

楽しんでやっていこうと思います!

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