Jアラートとあさイチで考えた、自分の在り方

シェアありがとうございます!

岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

■ お知らせ ■ *日曜セッション会@アイーナ
  9月13日,10月 4,11,18日 
  施設の場所予約の関係上,10日前までにはご予約ください
  ➡ ご予約はこちら

*開催イベント
 「緑のおくりもの」➡  お知らせはこちら
  詳細はお知らせでご覧ください

*お問い合わせもお気軽にどうぞ! ➡こちら

【この記事は約 4 分で読めます】

昨日の朝は Jアラートで目を醒ましました。
隣の市の防災無線も聞こえてきたので
すぐにテレビをつけて見ていました。

幸い、日本には何も影響はなかったようでしたが…

何もなかったからそれでおしまい。
…ではないな、と今回のことで感じています。

人任せにする氣持ち悪さを感じてしまう

ちょうど今朝、NHKのあさイチでやっていた特集が
「戦争」について。

昨日放送予定のはずが、よりによってミサイル発射で延期に。
しかも、特集の冒頭に放映した映像は、
茨城県で実施された、ミサイル発射に対する避難訓練の様子でした。
タイムリーというか、なんというか…。

放送の中で、その避難訓練でインタビューを受けていた人が
「戦争を体験した人がいないから、よくわからないんです」
そう言っていました。

よくわかります。
みんなそうです。

でも、そこで止まってはいけないんだと思いました。

Jアラートの避難指示が出たのを目の当たりにしてみて、

「今の私が考えなきゃいけないこと」だと愕然としました。

70年以上前の太平洋戦争のときも
あの当時、一般の人のほとんどが戦争なんて経験したことがありませんでした。
だとすると、今の私たちが感じるのと同じだったはず。

私たちは経験していないからわからない、では
今までと何にも変わらない。
人任せ、国任せにしていても自分は守れないと思いました。

しょうがなかったで済ませてはいけない!思考停止に陥るな!

あさイチの特集の中で、柳沢解説員が何度となく口にしていたのは次の言葉。

「思考停止に陥ってはいけない」

それは、元イスラエル空軍兵士の人が語ったことから出た言葉でした。

イスラエルは国民全員に兵役義務のある国だそう(知りませんでした)。
そして、子供の頃からそう教えられているので疑問も持たなかったそうです。

ところが、パレスチナへの誤爆で大勢の子供たちが犠牲になったことを知り、
その部隊に配属されていた友人に、どう思ったのか聞いてみたのだそうです。
すると「しょうがなかったんだ」という答えが返ってきて、
その方はこれは間違っている!と強く思ったそうです。

「仕方ない、しょうがない…で済ませてはいけない」
そういう思いから出た言葉を汲み取って
柳沢さんは繰り返し言っていたのでした。

太平洋戦争を経験した人からも
「あの頃はしょうがなかった、そういう時代だったから」とか
「何も考えてはいけなかったし、発言できない雰囲氣だった」とか
仕方ない、しょうがないを匂わせる言葉はいくつも出てきます。

自分で考えるのをやめてしまうのは、楽は楽だけれど
それだけ自分の命の選択権も人に明け渡してしまうことになるはず。

私は人任せにしたいとは思えません。

あきらめるのではなくて、『その先』を見据える

他にもシリア出身の人から子供たちが聞いた話の中で
こんな思いを語っていました。

「肉親や友人を殺されたからといって復讐をしていたら、
相手の親族もまた私に復讐しようとするだろう。
そんな負の連鎖を止めるために、
私は加害者になるよりも
手を出さずに殺されることを選ぶ」


これを聞いて賛否両論が出ていました。

「…でも、自分がその立場だったら、加害者になるかも…」
この意見が多かったようです。
自分ではその思いを止めることができないかもしれないから、と。

この恐れは誰でも持っているはず。

でも、シリア出身の方は、その恐れを自分の経験を通して超えています。

そしてそれを子供たちに伝えています。

私は、それがとても大切なことだと思いました。
恐れからではなく、自分の信念に基づいて発した言葉だから。

恐れに飲み込まれそうな自分をあきらめるのではなくて
「私はそういう自分で在りたい」と宣言しているから。

この態度が、私たちに必要な第3案ではないかと思っています。

自分の思いをはっきりとさせて、それに沿って生きる。
人によって選ぶ方向は違うかもしれないけれど、
少なくとも、人任せで泣き叫ぶことになるよりはずっとマシ。

そして、その「自分の在り方」を常に見直しながら
自分を律して生活していくのが 、私たちに必要なことだと思うのです。

恐れは0にはならないから、だったらうまく折り合いをつけていく。
そのために心と身体を調えていきたいと思っています。

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)