おはようございます
やっと荷物の移動を始めました。
夫曰く、私たち夫婦の荷物は、
同じ年齢層の子供のいない夫婦よりも少ないのだそう。
そして、その中身のほとんどが
本と遊び道具というのはどうなんでしょうね（笑）
新しい家で感じたことを少し書いてみましょう。
窓を閉め切るご近所
近場の引越しということで、自分たちで荷物をまとめ、
自分たちで搬入するというスタイルにしました。
新しい家は西向きの家で、信号のある少し大きな道路から
道一本入ったところの閑静な住宅街にあります。
昨日は真夏日ではありませんでしたが、
午後から日差しも強くなり、夏が近いような様子。
家の中も暑くなるかな〜とちょっとヒヤヒヤしていました。
1階の真ん中に置いた簡易の温度計では約28℃。
でも、窓を開けていると風が抜けていくので暑さは感じません。
むしろ心地よい感じ。
荷物運びでフウフウいっていたので、暑いのは暑いのですが、
少し休んで風に当たっていると汗も収まってきます。
いいところに引越しできたなぁと思って、ふと周りの家を見ました。
今は窓を開けているお家が少ないんですね。
両隣はどちらも人が住んでいらっしゃるんですが、
どの窓も開けていないのです。
閉め切ってます。
？？？暑くないのかな？？？
あ、エアコンか！
うちにはエアコンがないので氣がつきませんでしたよ。
文明の利器がある、というのは素晴らしいことだと思います。
快適な温度に保つことは大切だと思いますし、
何より熱中症を防ぐ意味でも必要かと思います。
けれど、昨日くらいの外氣温なら
エアコン使わなくてもいいんじゃないかなーーーーーーー？
私としては、風が通る間取りの家にいるのに
自然の風を取り入れていないのは
何とももったいないような氣がしてしまいました。
余計なお世話だとわかってはいますが。
外界をシャットアウト
外からのホコリが入ってくるのがイヤ
外に音が聞こえる、外の音が聞こえるのがイヤ
カーテンがバサバサするのがうっとうしい
風で物が飛ぶのがイヤ
外から見られたくない
などなど、いろいろと窓を開けない理由を私なりに考えました。
上記の理由、私も単純にイヤです。
けれど、風を通すデメリットにはなりません。
少なくとも我が家では。
風を通すのは、次のことを期待してです。
・部屋の空氣が動く
・湿氣がこもらない、よどまない
・臭いがこもらずに抜けていく
こちらの方が氣持ちがいいんです。
電氣代も使わずに済みますし。
何しろ、空氣がよどむのがイヤなので
家の中に流れを作りたいんです。
ご近所さんが家を閉め切って中にいる様子を見ていると
家族という殻にこもっているような印象を受けました。
外との交わりをシャットアウトしているような感じで。
これが平成の世の中なんでしょうか。
私たちの感覚が古いのかもしれません。
実際、お見かけしたら軽くご挨拶しようと思っていても外に出てこない、
（引越し後には改めてご挨拶するとして、ですよ）
お見かけして声をかけても
「ああ、はぁ、どうも」と引っ込まれてしまう、などの体験をしました。
なんだか「押してこないで！」と無言で言われた感じでした。
あらら、「ザ・昭和」の感覚だったかしら？私。
さいごに
私たち夫婦は
「流れを感じる」ことに重きを置いている。
そんなふうに感じました。
人それぞれなのでどういうことがあってもかまわないんですが
そういう体験をしたことで、
私たち夫婦のあり方を外を通して見せてもらったなと思いました。
そうでもなければ改めて考えることもしなかったでしょうし。
いい体験でした。
