とうとう老眼鏡を作りました!
シニアグラスとかリーディンググラスとか言いません。
老眼なんだもの、老眼鏡でいいんですよ、私は。
4年前に分析職を退職するあたりで
夕方になるとビュレットの目盛りが読みにくくなって
「あ〜、とうとう来たか〜」
とは思ってたんです。
そこからなんとなく、だましだましでごまかしてました。
ただ、徐々に徐々に
以前に比べて格段に本を読む量が減ったり
スマホゲームをするとその後のピント調節が
しばらく利かなかったりすることが増えていきました。
ところが先週のこと。
急に細かい字を見る作業が増えて
裸眼のままではどうにも辛いし、目がショボショボします。
乱視が入っているらしくて
100均の老眼鏡だと見えるのは見えますが
薄ぼけた程度に字がブレて見えるので
メガネをかけているのに目に力を入れている状態です。
「あ〜、もう裸眼は絶対無理!!」
ということで急遽、老眼鏡を作ることに決めた次第。
視力調整のためのメガネを作るのは初めてなので
近所の眼科へ行って処方箋を書いてもらいました。
案の定、弱い乱視が入ってました。
視力も10年前と比べるとやや落ちていますが
他には異常が見られなかったとのことで一安心。
そしてお目当のメガネやさんへ。
ごくごく普通のフレームのあるタイプを買いました。
この老眼鏡、
長い時間かけてみてわかったことがあります。
それはどれだけ目を酷使して来たか、ということ。
メガネをかけて本を読んでいると
字がくっきり見えます。
当たり前なことですけども。
100均の老眼鏡をかけていたときのように
目に力をいれなくてもピントが合います。
目に力をいれずにものを見るのは
こんなにも楽だったっけ?
と思いました。
つまり、それは裏を返せば
それだけしょっ中、無意識に力を入れてるってこと。
あからさまに目を細めるとか
眉間にシワを寄せて見るとかでなくても
目にクッと力を入れるクセがついていました。
「今の自分に合う」メガネをかけてみて初めて
無理してると氣づくことができました。
メガネをかけたり外したりするのは
面倒なのは確かなんですが
「自分が楽な状態」
この状態を作る方が今の私には大事。
無意識のうちに
自分に無理をさせていたと氣づけたのは
【楽な状態】を知ったから。
【今の自分の状態を知る】って
こういうことなんです。
そして
「自分が楽な状態」を自分に与える。
これが
【自分を大切にする】
ということの一例だと思うんですよね。
さて、
あなたは自分自身を大切に扱っていますか?