昨日は3月11日。
東日本大震災から７年が経ちました。
先日ボトルワークについてのエントリを書きましたが
震災後の私を助けてくれたのは
オーラソーマのイクイリブリアムボトルでした。
そのことをシェアしたいと思います。
自分を後回しにして、辛いことも感じないようにしていた時期
あの時、１〜２ヶ月ほどは無我夢中で過ごしていました。
（盛岡は内陸なので地震の被害だけでした）
復興支援の仕事で沿岸に向かったり
仮設住宅の建設に絡んだ仕事のために真夜中まで残業したりで
自分のことを二の次にして
目の前の「やるべきこと」に取り組んでいた時期でした。
やりがいはもちろんありましたし
頑張っている自分、役に立っている自分が嬉しくもありました。
ですが、横になって身体を休めていても
余震が続くとやはり落ち着いてはいられなくて
眠りが浅く、疲れが取れない状態が続いていました。
そんな中でも
「被災者の方はもっと辛い思いをしているんだから…」
と、自分を叱咤激励して毎日を過ごしていたのを思い出します。
みんなが辛い思いをしているのだから
ここで私が弱音を吐いてはいけない
それが自分を追い込んでいると知っていても
氣持ちの余裕を持てないまま、感情を鈍らせていきました。
ボトルワークで知った、私の本当の氣持ち
その頃の私は、プロダクツを使うことすら頭にありませんでした。
自分を癒す必要があるなんて思いもしなかったですし
それだけ自分に対して感じないようにしていたのだと思います。
そんな時、オーラソーマ社から被災支援として
B26 エーテルレスキュー、オレンジポマンダーなどが
特別価格で入ってきました。
お恥ずかしい話ですが、その特別価格につられて
B26 エーテルレスキュー／ハンプティダンプティを買いました。
このB26のボトルの塗り方は特殊で
身体の左端を頭から足までと、腹部を帯状にぐるっと塗ります。
塗り始めることで自分の感覚に耳をすます時間をとった感じでした。
だから、この時に買ってよかったんです。
このボトルを使い始めて、自分の心に矢印を向けたときに
「ああ、私はショックを受けていたんだ…」とやっと理解しました。
B26には「ショックボトル」という別名もあります。
ショックを和らげる必要性に氣づかせます。
それを知っていて使ったわけですが
実際に私がショックを受けていたのだと、使って初めて氣づきました。
心がホッと一息ついた感じがしたんです。
ああ、すごく緊張していたんだなとわかるくらい
肩にグッと入っていた力がフッと抜けていくのを感じました。
辛い、しんどい、って感じてもよかったんだ…
人には言わなくても、自分の氣持ちを自分で認めていいんだ…
そう思えました。
ボトルを使うのは、包み込んでくれて、氣づくきっかけをくれる
もともと自分に起こっていることに意識を向けるやり方はしていましたが
上に書いているように、
「被災者の方はもっと辛い思いをしているんだから…」
という言葉で、自分の氣持ちを押し込めていました。
だから、辛さを感じないように外に外に意識を向けていたんです。
自分を振り返ることもしなかったし、
つらい、しんどい、というのを口にしてはいけないと思い込んでいました。
ボトルを使うというのは
ボトルをシェイクして乳化した液を手に出し、身体に塗っていくこと。
自分の手で身体に塗って、染み込ませるために何度もさすります。
自分の身体をいたわるように塗り込むのは
自分を大切に扱うのと同じです。
その一連の作業のおかげで、私は落ち着きを取り戻しました。
ボトルの持つ色、香り、感触が私を包み込み、
氣持ちと身体を緩めるきっかけになってくれました。
そうやって一息つく時間ができただけで
自分の氣持ちや体調を振り返る心の余裕が戻ってきました。
それが氣づきを呼んだと思っています。
あなたもボトルワークのシェアをしませんか？
このブログには、私がボトルを使った感覚のシェアを載せています。
ボトルの使用感というのは人それぞれ。
だからこそ、そのボトルを使って
「自分が何を感じるのか」を意識するのが
ボトルワークの醍醐味だと思っています。
言葉にしてシェアすることで、
その意識したことにもっと意識を向けることができるようになります。
ボトルを使ったことがあるあなた、
使ってみたいと思っているあなた、
Aihal-Sophiaでシェアしてみませんか？
毎週木曜は 盛岡市南大通 ボディカフェカノンさんにいますので
お茶を飲みながらそんな話をしましょう！
