6月からの丸2ヶ月、読みの基本を習う日々が続きました。
そして先日、その基礎講習の最初の中間審査を受けてきました。
結果は郵送されてくるとのこと。
どうなることやら?
音訳奉仕員養成講座の中間審査とは?
今回の中間審査は、読みの基本に関して。
渡された資料を調べて、読んで録音するのが審査内容です。
アクセントや強弱、読み方はもちろんのこと、
資料を調べているかも審査に入っているのだそうです。
渡された資料に調べたことを直接書き込んで読んでいきます。
この資料も提出します。
資料は、ただ間違いなく読むだけではなくて、
普段使って馴染んでいるアクセントが共通アクセントなのか、
資料そのものの記載が間違っていないか、
いく通りも読み方がある場合、どれがふさわしいのか、
などを調べていきます。
これが迷いどころでして…
私と受講者のお一人 Fさんが、資料の間違いを見つけました。
ですが、 その扱いについて意見が分かれたんですね。
ある本の題名が間違っているのですが…
特に今回の資料は中間審査用の資料なので、判断が難しかったのです。
Fさんは、渡された資料を「正しい」ものとして読んだ方がいいと思う、
という意見。
私は、間違っているところを直すのが求められていると思う、という意見。
どっちも「ありそう」なんですよ…。
通常の音訳なら、音訳校正員やスタッフと確認するような内容です。
そこに「中間審査」がからんでくると、迷いますね〜。
今回は、今の出来を見てもらうことが大切だろう、ということで
それぞれの判断で録音することにしました。
録音、録音、録音!
録音室に入って録音するのは2回目。
受講が決まる前の、最初の録音をした時以来です。
審査だと思ってるから緊張するんでしょうけど、
一畳くらいの密閉される部屋に入るので、やっぱり萎縮します。
そうすると、無意識にですが
声をその部屋の大きさに合わせたボリュームにしてしまいます。
すると、録音レベルを確認していたスタッフの方からの一喝!
「伊賀さん、いつもそんな声で読んでないでしょ!
もっと伝えるのを意識して読まなくちゃ!!」
おお!そうでしたよ!
すっかり雰囲氣に呑まれてました。
氣を取り直して、ちょっとだけ練習。
後は、自分の判断で録音を開始します。
与えられた時間は30分。
でも、渡された資料を素直に読むと5分で終わります。
読めば終わる、とわかっていても
この読み方でいいのか、合格するのかしないのか、
余計なことが頭の中をぐーるぐーるします。
読み終えて、やり直すかどうかを考えましたが
「えいっ、一発勝負だ!」
と録音室を後にしました。
さて、判定やいかに?
録音後は、もうすっかり審査のことは頭から抜け去り、
友達とワイワイガヤガヤ、楽しく過ごしました。
で。
今日、判定が郵送されてきました!
送られてきて初めて、急に思い出してドキドキ。
結果は…、無事に合格でした。
指摘されたところは、自分でもわかっているんですが
まだまだ身についていなくて、練習が必要なところ。
でも、良かったー!
全員合格して、次の受講日にみんなの笑顔が見られればいいなぁ。
ここで不合格になったときには、
音訳ではなく、音訳校正などを勉強しませんか?と
話し合いをするのだそう。
ですが、今までの様子では
おそらくみんな合格してるんじゃないかと思います。
私が合格してるんで希望的観測ですが。
次からの講義内容は?
次からの講義内容は
「配慮 マニュアル」
「機器操作 PC、レクディアの操作、録音」
「録音実習」
と続きます。
いよいよ録音操作を覚える段階に入っていきます。
読みの練習は並行して続けるわけですし、
慣れるまではなかなか大変そうですが
新しいことを学ぶのは、いつでもワクワクします。
楽しんで頑張ろう〜!