私が作り上げたい「セッション」とは 〜1本リーディングを通して感じていること

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岩手県盛岡市のオーラソーマサロン 
Aihal-Sophia【アイハルソフィア】いがまゆみ です

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昨日はボディカフェ カノンさんの文化の日、
「彩(いろ)とりどりinカノン」
のワークショップに参加しました。

おいでくださった皆様、ありがとうございました!

カノンさんのランチタイムが大入りで
開始時間が少し遅れてしまいましたが
各ワークショップ、楽しんでいただけたようです。

それぞれの作家さんともワイワイおしゃべりしながら
私たちも楽しい時間を過ごしました!

もっと時間が欲しいね〜!
なんて言いながら(笑)

私が作り上げたい「セッション」とは

さて。
昨日から、とある本を読んでいます。
数年前から読みたかった本で、ようやく、と言ったところ。
(その本については後日エントリにします)

その中にあった文章にハッとしました。

 通常、議論の場においては「自分の主張を通す」「相手を自分の思うように動かす」ことに力点が置かれ、そうした思考技術・コミュニケーション技術に長けた人が評価される。これは「説得の話法」だ。

 ただ哲学カフェはそうではない。

 もちろんそれぞれに自己主張もするが、それは自分の意見を通すためというより、場に一つの視点を提供するためだ。
それは、場にいる他の参加者の思考を刺激する。そして「聞く」ことでそれらの思考は場に引き戻される。

 やり取りの中、自分と異なる見解が提示されれば、「ああ、そういう見方もあるか」と、自分の認識を広げるチャンスと捉える。そういう互いの互いのコール&レスボンスを重ねる中から、参加者は場と対話し、自分自身とも対話する。

「ゆっくりと、いそげ」 カフェからはじめる人を手段化しない経済
クルミドコーヒー店主 影山知明

これは哲学カフェでの話なんですが
なんだか、私の提供するセッションにも言える話だな、と。

というか、私がやりたいことはこういうことなんだな、
と思いました。

セッションは「自分との対話」の機会

セッションの中では、主人公はクライアントさんです。
そこを間違えちゃいけない。

1本リーディング中、ボトルの説明をしていると
たまにこんな風に言われることがあります。
「そう言われるんなら、そうなんでしょうね」

ん?
という違和感を感じながらも
時間が短いので、そのままスルーしながら
「あなたはどう感じますか?」
と続けていくことがほとんど。

その違和感の中身が
本からの引用文と一致するように感じました。

私が作り上げたいセッションというのは
その場で答えが明確に出なくてもいいと思っています。

「その人自身が感じる・感じたこと」
「その人が考える・考えたこと」
「その人が経験する・したこと」

これらを、そのセッションの場で
自分が選んだボトルを通して
客観的に振り返る場にしてもらいたいから。

一人で考えていると、どうしても行き詰りやすいです。
なので、別の視点を提供してくれる人や場を使ってほしい。

頭の中だけで思いを巡らせていても、
その刹那、思いは端からどこかへ漂って消えてしまいます。

だから同じようなことをいつでも考えてしまうし、
思いが堂々巡りになってしまうのでしょう。

私自身もそういう経験をずっとしてきました。

だから、
自分の思いを言葉にして「書き留める」
思いを言葉にして誰かに「聞いてもらう」

その自分の発した言葉に「!」と思う時もあるし
「いや、そうじゃないよね…」と違和感を覚える時も。

そうやって「自分と対話」する時間が
Aihal-Sophiaでのセッションだと思っています。
クライアントさんにもそう思ってもらえるといいなと。

セッションで明確な答えが出なくても
日常の中でずっと感じて、考えて、行動していって
「今の自分の答え」が導き出されるはずです。

それを逃さないでほしくて。

セッションを「切っ掛け」と捉えてみて!

「そう言われるんなら、そうなんでしょうね」

その言葉の奥にあるのは、

「私は別の捉え方をしているのにな」

ご本人がそう思っているかはわかりませんが
私がこういう言い方をしたくなる時は
そう思っていることがほとんどです。
だから、そうなのではないかな、と推測しています。

私が説明することと、ご自分の思いが違っていていいんです。

どちらが大事か?

それはもちろん、ご自分の思い。
セッションの主人公はクライアントさんですので。

私たちは自分の思いに同調してくれる人を好んで
異を唱える人を避けてしまう傾向があります。
日本人は特にそうでしょう。
私もそういう傾向がありますし。

でも、違う見解を耳にするから
「自分との対話」が生まれます。

引用した哲学カフェについての文章でも書かれているように
自分の認識を広げる機会になるんです。

今までと違う自分になりたい、
今までのやり方を変えたい、
そう思うなら、枠組みを広げる機会が必要ですし
見解の違いを「私はどう捉えるのか?」
と改めて考えてみる機会になります。

Aihal-Sophiaでのセッションを
そういうきっかけにしてもらえると嬉しいです。

今までにAihal-Sophiaのセッションを受けてみて
私と見解が合わない、と思った方、
(その時点でこのブログは読んでいないかもしれませんが)
こういう見方もあるんだな、と思っていただけると
ありがたいなと思います。

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