おはようございます
いよいよ引越しも大詰めです。
今日は大物の移動、今月末までは旧宅の掃除などで終わります。
今回はそんなに捨てるものも無かったかなと思っていましたが、
ここへ来てバサバサと捨てるものが続出。
やっと踏ん切りがついただけかもしれませんが。
さて。
最近氣になっていることについて書いてみましょう。
身体の使い方、わかりますか?
朝のテレビ番組を見ていることが多いのですが、
そこで
「あれ?それって当たり前のことじゃないの?」
と思うことが最近多くなってきました。
みんな、そんなに身体に意識を向けていないの?
ということなんです。
例えば歩き方だったり、荷物の持ち方だったり。
はたまた自転車の乗り方だったり。
「こうしたら楽にできる」
という経験をして覚えてきたことを
テレビ番組で「こうしたらいいですよ」と情報として
教えているのがすごく不思議でした。
身体をどう使うか
身体を動かすには、何を意識するか
こんなことをここ10年くらい、自分の身体を使って
あえて意識しながら試しているので
外からノウハウとして情報を入れることに
不思議な感覚を覚えたのでした。
キッカケはスキー
15年前に盛岡へ来てから本格的にスキーを始めました。
ただ滑るだけじゃなくて、どんなところでも
安全に滑って降りてこられるような技術を身につけたい!
と本氣で思わざるを得ない出来事が多々あり、
きちんと教えてもらうことにしました。
もともと身体を動かすことは好きでしたが、
若い時からやっているスポーツではないので
身体が上手く動きません。
レッスンで習っている最中でも
まず頭ではわかるんだけど、身体がどうもねぇ…
なんてことになるわけです。
いまも教わっているスキースクールでは
スキーの技術はもちろんですが、
身体への意識の向け方を丁寧に教えてくれるので
自然とそんな考え方が身についた氣がします。
身体の「いま」の状態を把握する
スキーとは落下していくスポーツで、
バランスをとることがとても重要になってきます。
バランスが取れているかを感じて、
バランスが崩れる前に、その兆候をキャッチして
いかにリカバーするか
「崩れてから」じゃなくて
崩れる「前に」というのがポイント。
必ず兆候があるんです、見過ごしているだけで。
それには、自分の身体が「いま」どんな状態になっているのかを
感じ取れなくてはなりません。
これはスキーをする時だけではなくて
日常生活でも必要なことだと、ある時氣がつきました。
未病を感知すること
オールリバランスでご一緒させてもらっている
リンパケアのフォーリアさんと出会ったことで思い出しましたが
漢方で言う「未病」がそれに当たります。
医者に行くほどではないけれど、なんとなく調子が悪い
ざっくりとですが、こんな状態を「未病」といいます。
これはスキーの「バランスが崩れる前」と同じです。
バランスが崩れると転んでしまいます。
だから、崩れる「前に」対処できるように
身体に意識を向けて生活をする、ということなんです。
最初は教えてもらってかまわない
冒頭で「不思議な感覚になる」と書きましたが
私の中で当たり前になっていることだったので
「え?そうなの?」と思ったわけです。
こういうことを今まで意識したことがないのであれば
テレビ番組でもなんでも
「教えてもらうこと」は手っ取り早いと思います。
そして、教えてもらってから重要なのは、
教えてもらったことを日常生活に活かすこと。
どんな場面でも意識してみること。
そうすることで自分のものになっていって
自分の「身体の使い方」がわかってくるのだと思います。
さいごに
ここまで「身体の使い方を意識する」ことを書いていて
「こころの使い方」も同じことだなと感じました。
ベースになるのは
「自分に対して、意識を向ける」という姿勢なのかもしれません。